NEC軽井沢72が開幕、後半3バーディーで持ち直す 女子ゴルフの今季国内ツアー2戦目・NEC軽井沢72が14日、長野・軽井沢72G北Cにて無観客(6710ヤード、パー72)で開幕した。プロデビュー2戦目となった19歳のルーキー・安田祐香(N…

NEC軽井沢72が開幕、後半3バーディーで持ち直す

 女子ゴルフの今季国内ツアー2戦目・NEC軽井沢72が14日、長野・軽井沢72G北Cにて無観客(6710ヤード、パー72)で開幕した。プロデビュー2戦目となった19歳のルーキー・安田祐香(NEC)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのイーブンパーで回って47位。初のホステス大会で出遅れた。

 前半4、5番でボギーをたたくと、7番でもダブルボギー。大きくスコアを崩したが、8番でこの日初バーディーを奪った。後半は武器のショットでなんとか持ち直し、11、12番で連続バーディーを奪うと、15番でも1つ伸ばした。

「スコア的にはまとまったんですけど、前半は0点に近いくらい悪い。ショットもつかず、パットも入らなかった。凄く苦しかったけど、後半は悪いなりにショットも乗って、チャンスについたホールはバーディーとれてよかった。調子がよくなくて不安があって大会に入ったのがよくなかったかなと思います」

 後半に巻き返せた要因は「自信を持ってティーショット、セカンドショットも打っていこうと意識した」と説明。ラウンド間にショートスイングなどで確認し「休憩が少し長かったのがよかった」と話した。今大会はプロ初となる所属先の大会。「注目をしていただいているのでいつも以上に頑張ろうという感じはあります」と心境の変化を明かした。

 安定したアイアンショットを武器に17年6月の日本女子アマ選手権で初優勝。国内ツアーは17年から昨年までの3年間で計20試合に出場し、トップ10は4度、予選落ちは1度のみだった。アマで輝かしい実績を残し、実力者が多い2000年度生まれで「プラチナ世代」と称される学年。プロデビュー戦となった6月末のアース・モンダミンカップは28位だった。

「ショットが悪い中でイーブンパーで回れた。アウトも難しいホールがあるので、そこはパーでいって60台を目標に回れたら。まずはパーオン率をよくしないといけない。ショットに自信を持って、パターもショートが多いのでできるだけ自信を持って打ちたい」

 注目ルーキーは調整を続けてプロの舞台を戦い抜く。(THE ANSWER編集部)