NEC軽井沢72が開幕 女子ゴルフの今季国内ツアー2戦目・NEC軽井沢72が14日、長野・軽井沢72G北Cにて無観客(6710ヤード、パー72)で開幕した。ツアー通算1勝の淺井咲希(小杉CC)は5バーディー、1ボギーの68で回って4アンダー…

NEC軽井沢72が開幕

 女子ゴルフの今季国内ツアー2戦目・NEC軽井沢72が14日、長野・軽井沢72G北Cにて無観客(6710ヤード、パー72)で開幕した。ツアー通算1勝の淺井咲希(小杉CC)は5バーディー、1ボギーの68で回って4アンダーと好発進。ホールアウト時点では暫定首位とした。

 初日から力を見せた。出だしの2番パー5。第3打で残り95ヤードから、52度ウェッジでピン奥4メートルにつけてバーディーを奪った。3番パー3では「当たりも完璧でイメージ通りの球」と5アイアンで4メートルにつけて連続バーディー。5番パー4もピン横3メートルのカラーに乗せてパターでねじ込んだ。「そんなにショットはついてなかったけど、初めにバーディーが取れて流れがよくなった」と振り返った。

 渋野日向子、勝みなみらと同じ1998年度生まれの黄金世代。昨年8月のCATレディスでツアー初優勝を挙げた。開幕戦のアース・モンダミンカップでは53位だったが、1か月半の長い調整期間で合わせてきた。

「アースが終わって時間があったので新しい挑戦をしていて、それを1か月やってきた。だいたいパットなんですけど、やってきたことを今日もやってみようと」と説明。しかし、内容については「ちょっとそれはナイショで……(笑)。見ていたらわかると思います。どうなるかと思ってスタートしたけど、スコアに繋がらなくてもやり切るつもりだった。練習の成果が出ていました」と話した。

 同世代は実力者揃い。ツアー2勝目に向けて好発進を決めたが「今年はいつもと違う形でいつ試合があるかわからない。ギリギリに決まるので調整は難しいですね。優勝は意識していないけど、去年はこの大会で良くて翌週のCATレディスで勝ったので、自分的には気持ちよくプレーしている」と明かした。昨年大会は19位。今年も調子を上げていく。(THE ANSWER編集部)