FC東京は14日、日本代表DF室屋成(26)がハノーファーに完全移籍すると発表した。今後、メディカルチェックを経て、正式契約となる。 大阪府出身の室屋は青森山田高校から明治大学に進学後、大学在学中の2016年2月にFC東京とプロ契約。主力右…
FC東京は14日、日本代表DF室屋成(26)がハノーファーに完全移籍すると発表した。今後、メディカルチェックを経て、正式契約となる。
大阪府出身の室屋は青森山田高校から明治大学に進学後、大学在学中の2016年2月にFC東京とプロ契約。主力右サイドバックとしてJ1リーグ通算107試合を誇り、昨年にJリーグベストイレブンに輝いた。
また、代表キャリアにおいては世代別代表として2016年のリオ・デ・ジャネイロ オリンピックを戦うメンバーに選ばれ、2017年にA代表デビュー。通算10キャップを記録している。
今季も主力として明治安田生命J1リーグ開幕から全試合に出場して1得点を挙げるなか、初の海外挑戦を決断した室屋。クラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。
「はじめにFC東京の選手として約4年半、最高のファン・サポーターの前でプレーできたことを誇りに思います。勝利してともに喜び、負けた試合の後も必ず最後はトーキョーコールで声援を送ってくれたファン・サポーターのみなさんの想いや愛情はどこに行っても絶対に忘れません」
「僕からみなさんにタイトルをプレゼントできなかったことが唯一の心残りですが、東京なら必ずタイトルを獲得できると信じています。クラブの理解とサポートもあり、東京での経験を糧にチャレンジしてきます。これからも応援よろしくお願いします。最高の時間をありがとうございました!」
ハノーファーは日本代表MF原口元気も在籍するブンデスリーガ2部クラブ。昨季は6位に終わり、ブンデスリーガ昇格が叶わなかった。
なお、室屋は今週末の15日に本拠地で行われるJ1リーグ第10節の名古屋グランパス戦がラストマッチに。FC東京の一員として、最後の活動日となる。