国内のレディース大会で圧倒的な強さを誇るスケーター、西村碧莉。2001年7月31日生まれの若きガールズスケーターは2014年、2015年とAJSA日本レディースで2連覇を果たしている。そんな彼女は今、世界に活躍の場を広げようとしている。20…
国内のレディース大会で圧倒的な強さを誇るスケーター、西村碧莉。2001年7月31日生まれの若きガールズスケーターは2014年、2015年とAJSA日本レディースで2連覇を果たしている。
そんな彼女は今、世界に活躍の場を広げようとしている。2016年5月6日、アメリカはシアトルで開催された「Wheels of Fortune 7」で見事2位に。同大会で2位となった西村碧莉にはX-Gamesのワイルドカードが与えられた。
そして2016年6月4日、テキサスで開催された「X-Games 2016 Austin」スケートボード部門Street Women’sで、西村碧莉は8位に入賞した。X-Gamesでの優勝を目標としている彼女にとってはこの結果に満足してはいないだろう。
また10月2日(日)にアメリカ・ロサンゼルスにて開催される世界最高峰スケートボードストリートコンテストStreet League最終戦“SUPER CROWN WORLD CHMPIONSHIP”にが行われ、日本人女子として初めて出場した西村碧莉は世界最高峰の大舞台で大健闘の5位でフィニッシュした。
西村は9人目の補欠選手として繰り上げで本戦に出場したが、初めての大舞台に臆することなく、レティシア・ブフォーニ、アラナ・スミス、レイシー・ベイカーといった強豪相手に堂々と渡り合った。
試合後、本人は「反省するところがありすぎる」とSNSでコメントしたが、Street Leagueという最高の舞台でレティシア・ブフォーニなど名だたるTOPスケーターと戦った経験は西村にとっても相当な自信になったはずである。
2020年東京五輪で追加種目となったスケートボード。西村碧莉が大舞台で活躍する姿を期待したい。
photo:ムラサキスポーツ