セルティックがDFボリ・ボリンゴリ=ムボンボの愚行を謝罪した。クラブ公式サイトが伝えた。 クラブの発表によると、ボリンゴリ=ムボンボはスペインに旅行をしていたとのこと。しかし、これがクラブの許可を得なかった上、検疫の制限を守っておらず、さら…

セルティックがDFボリ・ボリンゴリ=ムボンボの愚行を謝罪した。クラブ公式サイトが伝えた。

クラブの発表によると、ボリンゴリ=ムボンボはスペインに旅行をしていたとのこと。しかし、これがクラブの許可を得なかった上、検疫の制限を守っておらず、さらに公式戦に出場したことで大きな問題となった。

スコティッシュ・プレミアシップは一足先に2020-21シーズンが開幕。ボリンゴリ=ムボンボは、9日に行われた第2節のキルマーノック戦の終盤に途中出場していた。

しかし、スペイン旅行に出掛けて戻ってきたことをクラブに伝えず、さらに国外への渡航が伴ったにも関わらず、隔離期間を設けずに試合に出場していたから問題だ。

セルティックは、ボリンゴリ=ムボンボについて「無責任な行動を想像するのは難しく、説明しきれません。クラブは懲戒手続きを通じて、直ちに行動を起こします」と声明を発表。ボリンゴリ=ムボンボの行動を無条件に非難した。

また、今回の一件を受けてスコティッシュ・プレミアシップの全てのクラブと関連当局に連絡を取り、大きな混乱をもたらせてしまったことを謝罪したという。

イギリス『BBC』によれば、スコットランド警察はボリンゴリ=ムボンボに対し、検疫規制違反により罰則が与えられるとのことだ。

なお、セルティックはこの事実を受け、全ての選手とスタッフに対し新型コロナウイルスの検査を2度実施。ボリンゴリ=ムボンボを含めて、全員陰性となったとしている。

セルティックはボリンゴリ=ムボンボを糾弾し「1人の個人お行動がその評判を危うくし、サッカーへの信用を一般的に損なったことは、我々にとって最も深い後悔の問題です」としている。

ボリンゴリ=ムボンボはクラブ・ブルージュの下部組織出身で、シント=トロイデンやラピド・ウィーンを経て、2019年7月にセルティックへ加入。2019-20シーズンはスコティッシュ・プレミアシップで14試合に出場し2アシストを記録。ヨーロッパリーグでも4試合に出場し1アシストを記録していた。

また、インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクの従兄弟としても知られている。