2020年7月19日、プロサーファー川畑友吾がサーフィン体験イベントを行なった。場所は品川スポル大井町の施設内にある人工ウェーブプール「city wave Tokyo」。イベントは、川畑友吾プロが発足した日本最大のビーチコミュニティー「La…
2020年7月19日、プロサーファー川畑友吾がサーフィン体験イベントを行なった。場所は品川スポル大井町の施設内にある人工ウェーブプール「city wave Tokyo」。イベントは、川畑友吾プロが発足した日本最大のビーチコミュニティー「Lani」のメンバー交流会として開催され、プロサーファー川畑友吾、高橋みなと、新井洋人が講師として参加した。
「city wave Tokyo」でリバーサーフィン!プロサーファーによる迫力のエキシビジョンも
総合スポーツレクリエーション施設として人気の品川スポル大井町。「city wave Tokyo」は、この施設に2018年8月11日にオープンした人工ウェーブプールだ。いままで海だけでしか楽しめなかったサーフィンが、都内の施設で簡単に楽しめるようになった。
イベント当日は、連日の雨から一転、快晴となった。汗ばむ陽気のなか、「Lani」会員30名と講師陣が会場に集まった。新型コロナウィルス感染予防アナウンスのあと、11時30分にイベントがスタート。
まずは100分間のフリータイム。参加者は、講師陣の腕や金属のポールを支えにして、波の上に浮かんだサーフボードに立つ。最初はおぼつかない足取りだったが、しだいに自分ひとりでボードの上に立てるようになると、歓声を上げる参加者の姿が見られた。
今回、自身もウェーブプール初挑戦というプロサーファー高橋みなとは、「海と勝手が違って、難しかった」と顔に悔しさを滲ませた。しかし、すぐに波を乗りこなすようになると、「腰を落として前を見て」などと、参加者に丁寧なレクチャーを行なっていた。
エキシビジョンでは、プールサイドにまで届くスプレーを上げた川畑友吾プロ
フリータイムのあとは、プロサーファーによる40分間のエキシビジョンが行われた。イベント主催者である川畑友吾プロ、新井洋人プロ、「city wave Tokyo」のインストラクター、ハル氏がリッピングやエアーリバースなどの技を豪快に披露した。
ハル氏は、イベント開催にあたって、「ここの施設でサーフィンの楽しさに触れ、海でサーフィンデビューしたお客さまもいる。経験のあるなしにかかわらず、皆さんにウェーブプール楽しんでいただけたら」とコメントした。
イベントは14時に終了。以降は希望者が集まり、懇親会としてバーベキューが行われた。
新型コロナウィルス感染予防のアナウンスをへて、イベントスタート
イベントを運営した講師陣。左から新井洋人プロ、高橋みなとプロ、川畑友吾プロ、ハル氏
「city wave Tokyo」
参加者へのレクチャーの様子
イベント参加者と高橋みなとプロ
笑顔を見せる参加者
新井洋人プロとイベント参加者
川畑友吾プロとイベント参加者
自分ひとりでボードに立てるようになった
川畑友吾プロとイベント参加者。時には2人同時に教えることも
エキシビジョンでは、プールサイドにまで届くスプレーを上げた川畑友吾プロ
カーヴィングする新井洋人プロ。「今日は晴れてほんとうによかった」と笑顔を見せた
川畑友吾プロとインストラクターのハル氏。エキシビジョン中はこんな接触事故(?)も
川畑友吾のビーチコミュニティー「Lani」とは?
「Lani」は、「日本のどこにいてもビーチ仲間ができる場所を作りたい」という
理念のもと、プロサーファー川畑友吾が発足した会員制コミュニティーだ。コミュニティーには、プロサーファーだけでなく、カメラマン、アーティスト、ヨガインストラクターの面々が所属しているため、サーフィン以外の企画も充実している。
今回のサーフィン体験イベントを主催するにあたって、川畑友吾プロは、「都会にいながら波に乗れるという新鮮なイベントになった。サーフィンに対する難しいイメージを払拭して、好きになってくれる人をもっと増やしていけたら」と熱く語った。
今後は、「Lani」会員向けの海外サーフトリップや、ビーチでのヨガ体験イベントなども企画するという。サーフィンというスポーツを通して、理想のライフスタイルを仲間とともに築いていく。そんな意気込みを感じるイベントとなった
写真:出雲 秀二
文:佐藤 稜馬