日本山岳・スポーツクライミング協会(以下、JMSCA)は8月3日、「IFSCクライミングワールドカップ(L)ブリアンソン2020」へ選手を派遣しないことを発表した。この決定は新型コロナウィルス感染症の流行により7月16日に発表されている「2…

日本山岳・スポーツクライミング協会(以下、JMSCA)は8月3日、「IFSCクライミングワールドカップ(L)ブリアンソン2020」へ選手を派遣しないことを発表した。
この決定は新型コロナウィルス感染症の流行により7月16日に発表されている「2020年度 スポーツクライミング国際競技大会派遣選手選考基準 ~新型コロナウイルスによる国内選考大会未実施の場合の特別措置~」に基づくもの。

「IFSCクライミングワールドカップ(L)ブリアンソン2020」は8月21、22日に延期となっていた2020年シーズンの「IFSCクライミングワールドカップ」リードの初戦。9月11~13日にアメリカ・ソルトレイクシティ大会、10月7~11日に韓国・ソウル大会が行われる予定だが、それ以降の中国・重慶、呉江、廈門で行われる予定であった3大会は中止となっている。

text by 金子修平