パリ・サンジェルマンのトーマス・トゥヘル監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のベスト4進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。 PSGは12日に中立地ポルトガルで行われたCL準々決勝でアタランタと対戦。27分にMFマリオ・パシャリッ…
パリ・サンジェルマンのトーマス・トゥヘル監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のベスト4進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。
PSGは12日に中立地ポルトガルで行われたCL準々決勝でアタランタと対戦。27分にMFマリオ・パシャリッチに先制点を与えたが、途中交代が功を奏して、試合終了間際にDFマルキーニョス、FWエリック・マキシム・チュポ=モティングが立て続けにゴールを奪い逆転。2-1で勝利を収め、25年ぶりのベスト4進出を果たした。
自身はトレーニング中に足を負傷をしながらも指揮を振ったトゥヘル監督は「もし私の両足が無事だったら何をしていたのか想像してみてほしい。たぶん、40メートルをダッシュをしていた姿が見れたかもしれない。しかも、今日はクラブの50周年だ。この日は忘れないだろうね」と冗談を交えながら喜びを口にした。
「クラブの歴史的瞬間に参加できてとても嬉しく思う。外部の人たちには簡単そうに見えても、これらの目標を達成するのがどれほど難しいのかをわかっていない。しかし、これは大きな努力であり、私たち全員にとって非常に大きな一歩だ」
また、新型コロナウイルスの影響によりリーグ・アンは打ち切りとなり、3月以降の公式戦は2試合のみ。トゥヘル監督は調整が難しかったと明かした。
「チームを準備するのは非常に難しかった。試合がなかったのでリズムを掴めなかったが、最終日に感じたのはグループの決意、熱意、努力、トレーニングのクオリティ、愛とハードワークの混合だ。私にとっては、当然の勝利だったが、得点が遅かったのは運だった。でも運が初めて必要だと思った」