国内ツアー2戦目・NEC軽井沢72が14日開幕 女子ゴルフの今季国内ツアー2戦目、NEC軽井沢72が14日から3日間、長野・軽井沢72G北Cにて無観客で開催される。13日は練習ラウンドが行われ、昨年大会女王の穴井詩(らら・GOLF5)が会見…
国内ツアー2戦目・NEC軽井沢72が14日開幕
女子ゴルフの今季国内ツアー2戦目、NEC軽井沢72が14日から3日間、長野・軽井沢72G北Cにて無観客で開催される。13日は練習ラウンドが行われ、昨年大会女王の穴井詩(らら・GOLF5)が会見。連覇へ意気込み、出場権を持っていた20日開幕の海外メジャー、AIG全英女子オープンを回避した理由も説明した。
昨年制した大会へ、穴井は心境を明かした。「できれば2連覇をしたいと思うけど、去年より難しくなっている」と吐露。コースの印象について「ラフが凄く深くなっている。でもフェアウェーが転がらないので、突き抜けてラフに行くことはない。その辺り、今年は楽かなと思います」と語った。
次週のAIG全英女子オープンは出場権を持ちながら回避した。コロナ禍で帰国後は14日間の自主隔離期間が必要なため、ホステス大会となる「ゴルフ5レディス」など国内ツアー2試合には出られない。「何の問題もなければもちろん行っていたし、行きたいと思っている」と挑戦意欲はある。航空券も予約済みだったが、出場を取りやめた理由を明かした。
「2週間の隔離が必要ですが、うちは母が持病を持っているので家には帰れない。別に場所を借りないといけないし、そうなると室内で練習する環境をつくらないといけない。その広さの場所を探さないといけなくて、なかなか物件が見つからず、練習場所の確保ができなかったです」
やむを得ない決断を下したツアー屈指の飛ばし屋。最近では若手を中心に飛距離の出る選手が増え「全然アドバンテージって言えるほどのものがないというくらいみんな飛ばしている。だから拾ってつなぐつもりでやっている」と危機感を抱いている。オフにはグリーンの傾斜の読み方をさらに学び、生き残るために課題を埋めてきた。
連覇のかかる今大会へ、ツアー通算3勝の32歳が実力発揮に息巻いている。(THE ANSWER編集部)