同門の2人の“対戦”が実現 ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)と、WBC世界ライト級シルバー王者ライアン・ガルシア(米国)との“対戦”が実現した。マススパーリングとはいえ、キャリア全勝の注目ボクサー同士のマッチア…

同門の2人の“対戦”が実現

 ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)と、WBC世界ライト級シルバー王者ライアン・ガルシア(米国)との“対戦”が実現した。マススパーリングとはいえ、キャリア全勝の注目ボクサー同士のマッチアップは注目を呼び、トレーナーがSNSで公開した動画には反響が集まっている。

 ともに、名伯楽エディ・レイノソ氏に師事する関係で実現したマススパー。パンチこそ当てないものの、実力者同士のノーヘッドギアでの対峙は迫力十分だ。

 上の階級のガルシアを前にしてもネリは果敢に前に出る。プレッシャーをかけ、ガルシアにロープを背負わせる場面も。一方のガルシアはディフェンスに専念し手を出す場面はなかったが、緊迫感が伝わってくる。

 2人のマススパー映像を投稿したのは、ガルシアの父でトレーナーのヘンリー氏。「ある日、私たちはルイス・ネリとマス・ボクシングを行った。ライアンの役割はディフェンスだけだった。良いセッションだったと思う」と記し、続けて「両者は最近、新型コロナウイルスの検査を行い、陰性だった。レッツゴー!」とも報告。リング復帰へ向けて準備を進めているようだ。

 この映像にファンも注目。「これは良いトレーニングだ!」「ガーボンダ・デービス戦に向けた完璧なディフェンス」「大好きな映像だ! モチベーションが上がる」「よく磨かれているね」「彼はよく動けているね」「価値ある良いディフェンスだ」などと興奮の声が集まっていた。

 ネリは昨夏からレイノソ氏に師事。カネロことサウル・アルバレス(メキシコ)らも指導する敏腕トレーナーのもとで、切磋琢磨しながらパワーアップしているようだ。(THE ANSWER編集部)