12日、明治安田生命J2リーグ第11節の11試合が行われた。 前節今シーズン初黒星を喫したV・ファーレン長崎はザスパクサツ群馬を迎えた一戦。 30分、パスをつないで左サイドへ展開すると、亀川が玉田とのワンツーで抜け出すとボックス左からクロス…
12日、明治安田生命J2リーグ第11節の11試合が行われた。
前節今シーズン初黒星を喫したV・ファーレン長崎はザスパクサツ群馬を迎えた一戦。
30分、パスをつないで左サイドへ展開すると、亀川が玉田とのワンツーで抜け出すとボックス左からクロス。これをボックス中央で胸トラップした畑がそのまま蹴り込み、長崎が先制する。
さらに41分、センターサークル付近でパスを受けた玉田の縦パスを大竹、畑とつなぎ、最後は右からの米田のグラウンダーのクロスを玉田が中央で合わせて、リードを2点に広げる。
2-0で折り返すと後半は群馬が反撃。77分、群馬は右CKから大前がクロス。これをボックス中央で岡村がヘッドで合わせるが、シュートは枠の左に外れる。
その後も攻め込む群馬は87分、右サイドから左サイドで大きく展開すると、高瀬のボックス左からのクロスを走り込んだ田中がヘッド。これが決まり、群馬が1点を返す。
しかし、長崎は90分に追加点。CKの流れから、最後は米田の高速クロスを毎熊が合わせて追加点。3-1で長崎が逃げ切り、首位をキープした。
4位の大宮アルディージャは6位のジュビロ磐田をホームに迎えた一戦。昇格候補と目される両者の戦いは大宮ペースで進む。
14分には大宮がビッグチャンス。左サイドからのFK。ファーサイドへのクロスを畑尾がヘッドで折り返すと、最後は小島がヘディングで狙うもGK志村がファインセーブで防ぐ。
大宮は奥抜やイッペイ・シノヅカを使って磐田ゴールに迫るも、GK志村の好セーブもありなかなか得点を奪えない。それでも43分、自陣でパスをカットした大山が自陣からロングシュート。前に出ていたGK志村の頭上を越えたシュートは、ゴール中央に突き刺さり、大宮がスーパーゴールで先制する。
大宮リードで迎えた後半は磐田が小川航、ルリーニャを入れて攻勢をかける。それでも大宮の堅い守備を崩せない中60分、カウンターに転じようとした大宮の小島からボールを奪うと、伊藤が左足一閃。アウトにかかったスーパミドルがゴール左に決まり、磐田が同点とする。
その後は互いに攻め手を欠く中、ホームで勝利を目指す大宮は80分に黒川を投入。するとその直後、相手ボールを拾った戸島が右サイドを上がる黒川へ鋭いパス。すると、これをブロックした小川大に当たったボールが磐田ゴールに吸い込まれ、ラッキーなオウンゴールで大宮が勝ち越しに成功する。
さらに90分にはルリーニャが小野に対して故意に蹴りを入れたとして一発退場。ホームで大宮の勝利目前かと思われた中アディショナルタイム5分にドラマが。伊藤のフィードを受けた大森がボックス手前左からクロス。これをボックス中央でルキアンがヘッド。これが決まり、磐田が土壇場で追いつき2-2の引き分けに終わった。
その他、2位の徳島ヴォルティスは13位のFC町田ゼルビアと対戦し、0-1で勝利。3位のギラヴァンツ北九州は11位のツエーゲン金沢と対戦し、2-1で勝利を収めた。
◆明治安田生命J2リーグ第11節
8/12(水)
大宮アルディージャ 2-2 ジュビロ磐田
ジェフユナイテッド千葉 3-0 松本山雅FC
アルビレックス新潟 2-1 レノファ山口FC
愛媛FC 0-1 モンテディオ山形
アビスパ福岡 1-3 東京ヴェルディ
ギラヴァンツ北九州 2-1 ツエーゲン金沢
V・ファーレン長崎 3-1 ザスパクサツ群馬
FC琉球 1-2 ヴァンフォーレ甲府
京都サンガF.C. 2-2 水戸ホーリーホック
栃木SC 2-1 ファジアーノ岡山
FC町田ゼルビア 0-1 徳島ヴォルティス