セビージャを率いるフレン・ロペテギ監督は、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝で対峙するウォルバーハンプトンを警戒している。イギリス『Express&Star』が伝えている。 今大会で6度目の優勝を目指すセビージャは、1stレグの延期に伴い、中…
セビージャを率いるフレン・ロペテギ監督は、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝で対峙するウォルバーハンプトンを警戒している。イギリス『Express&Star』が伝えている。
今大会で6度目の優勝を目指すセビージャは、1stレグの延期に伴い、中立地ドイツでのシングルマッチ形式で行われたローマとのラウンド16を2-0のスコアで快勝。公式戦無敗記録を18試合に更新している。
そして、ベスト4進出を懸けた準々決勝ではローマを破ったMSVアレーナでウルブスと対峙する。
今シーズンのプレミアリーグを7位で終え、ヨーロッパの舞台での経験も少ないウルブスは、百戦錬磨のセビージャにとって与しやすい相手に思われる。
だが、11日に行われる一戦を前にした公式会見に出席したロペテギ監督は、ウルブスへの警戒を幾度も口にしている。
「彼らは今年に入ってトッテナムに勝っている。それに、ヨーロッパの舞台でも勝ち上がってきた」
「幾つかのミスでヨーロッパリーグ出場権を逃したが、彼らは多くの若手有望株の獲得に多くの資金を投下している」
「ここ数年のフットボール界においてはマンチェスター・シティの次に、より多くの資金を使ってきたチームだ。それは、我々がこれから直面するであろうチームのことを物語っている」
「彼らはフットボールの重要な国々からプレーヤーを連れてきているし、多くのソリッドさを持つ素晴らしい監督がいる。したがって、彼らのレベルは非常に高い。プレミアリーグの上位チームを相手にしても非常に良い結果を残しているしね」
「彼らに勝つためには自分たちが素晴らしい試合をしなければならない。非常に難しい試合になると思うし、不安な部分もある。とにかく、複雑で難しいゲームになるだろう」
ちなみに、ロペテギ監督は2016年に中国の投資会社『フォースン・グループ』がウルブスを買収した際、有力な新監督候補になっていたが、スペイン代表での指揮を希望したことから、同クラブでの指揮は実現しなかった。