ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝、インテルvsレバークーゼンが10日にドイツで行われ、2-1でインテルが勝利した。 ラウンド16でヘタフェとの一発勝負を制して勝ち上がったインテルと、レンジャーズに2戦合計スコア4-1と快勝して勝ち上がったレ…

ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝、インテルvsレバークーゼンが10日にドイツで行われ、2-1でインテルが勝利した。

ラウンド16でヘタフェとの一発勝負を制して勝ち上がったインテルと、レンジャーズに2戦合計スコア4-1と快勝して勝ち上がったレバークーゼンによる準々決勝屈指の好カード。

5日前に行われたヘタフェ戦と同じスタメンで臨んだインテルに対し、4日前に行われたレンジャーズ戦のスタメンから3選手を変更したレバークーゼンは、アランギス、ヴィルツ、S・ベンダーに代えてデミルバイ、バウムガルトリンガー、ターを起用した。

レバークーゼンがボールを持つ展開となった中、インテルが15分に先制する。ルカクのシュートのルーズボールをボックス手前右で拾ったバレッラが、右足アウトの巧みなシュートでゴール左に蹴り込んだ。

さらに20分、L・マルティネスの右クロスにバレッラがダイレクトで合わせる決定機を得たインテルは、直後に加点する。ボックス中央でヤングのパスを受けたルカクがタプソバを背負いながら反転し、倒れ込みながらシュート。ルカクのパワーを象徴するようなゴールでリードを広げたインテルは、23分に3点目のチャンス。

しかし、ここはルカクがGKフラデツキーとの一対一を止められると、24分にレバークーゼンが1点差に詰め寄る。フォラントとのパス交換でボックス右に抜け出したハフェルツが右足で決めきった。

続く26分にはボックス内でシンクフラーフェンがハンドを犯したとしてインテルにPKが与えられかけるが、VARの末に判定が覆りPKは取り消しに。

ハーフタイムにかけては一転して膠着状態となり、インテルが2-1とリードしたまま前半を終えた。

迎えた後半、オープンな展開で立ち上がった中、開始5分にインテルに決定機。しかし、ヤングの左クロスに合わせたガリアルディーニのシュートはゴール前のルカクに当たってしまう。

対するレバークーゼンは59分にベイリーを入れた中、61分にデミルバイがGK強襲の枠内シュートを放つ。

その後、L・マルティネスに代えてサンチェスを投入したインテルは66分に決定機。しかし、ボックス内からのサンチェスのシュートはGKフラデツキーの守備範囲だった。

終盤にかけてはインテルが3点目に迫った中、90分には再びPKを獲得しかけるも、VARの末に無効に。それでも2-1で試合をクローズしたインテルがレバークーゼンを下してベスト4進出を決めている。