たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。 しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝…
たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。
しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。
今回は、マルセイユのフランス代表GKスティーブ・マンダンダが見せたスーパーセーブだ。
2008年7月にル・アブールから完全移籍でマルセイユへ加入したマンダンダ。2016年7月にクリスタル・パレスへとフリートランスファーで移籍するも、2017年7月に復帰。現在はキャプテンも務めている。
今回紹介するのは、2020年2月2日に行われた、2019-20シーズンのリーグ・アン第22節のボルドー戦のセーブだ。
2位でボルドー戦を迎えたマルセイユ。この日もキャプテンとしてゴールを守るマンダンダだが、チームはなかなかゴールを奪うことができない。
そんな中迎えた後半アディショナルタイム。ボルドーは敵陣左サイドでFKを獲得。これを ニコラ・ドゥ・プルヴィルがゴール前にクロスを送る。
絶妙なカーブを描いたクロスは、ボックス中央で待っていたパブロの頭に一直線。ドンピシャヘッドで合わせると、シュートはゴール右に。しかし、マンダンダが素晴らしい反射神経で横っ飛びセーブ。試合は0-0の引き分けに終わった。