レオ・メッシは、チャンピオンズリーグ・ラウンド16のナポリ戦2ndレグ(3-1)でのFCバルセロナ勝利の立役者である。 ウォーミングアップ最後の円陣ではチームメイトを鼓舞し、この一戦への並々ならぬ意気込みを感じさせたブラウグラナの背番号10…

レオ・メッシは、チャンピオンズリーグ・ラウンド16のナポリ戦2ndレグ(3-1)でのFCバルセロナ勝利の立役者である。
ウォーミングアップ最後の円陣ではチームメイトを鼓舞し、この一戦への並々ならぬ意気込みを感じさせたブラウグラナの背番号10は、リードを2点に広げる超人的な個人技でゴールを決めた。またルイス・スアレスが決めたPKもメッシが獲得したものである。
前半30分にはフレンキー・デ・ヨングからのパスを受けたメッシは、胸コントロールから左足でGKダビド・オスピナの守るゴールネットを揺らしたが、この試合のレフェリーを務めたジュネイト・チャクルは、VARのアシストを受けてハンドの判定を下し、ゴールを取り消した。
メッシはゴールを主張したものの、チャクル主審はオンフィールドレビューを行わず、同胞のメテ・カルカヴァンがVARルームで行った判定に従った。
このチャクルの振る舞いに憤慨したメッシは、試合後の挨拶を拒絶。握手を交わそうと近寄ってきたチャクルに、メッシは指で“NO”のサインを送り、レフェリングを叱責するかのように体の向きを変えている。
メッシは、この試合での判定を巡ってチャクルに3回詰め寄っていたが、同氏は聞こえない振りをしてメッシを無視していた。
■コスタス・マノラスがとばっちり
このメッシとチャクルの物議によってコスタス・マノラスについても様々なことが書かれている。複数の人々は、メッシが握手を拒否したのは、ローマがバルサを下した試合(17-18シーズン準々決勝2ndレグ)でゴールを決めたマノラスだとSNS上で騒ぎ立てた。
するとマノラス本人がこの状況を「目を見開く必要がある。何か悪いことを書く前に、写真を注意深く見てほしい。腕時計をしてプレーする選手なんて俺は見たことがない」と否定している。実際に、メッシが握手を拒否した人物の腕には時計が付けられていた。