今シーズン限りでバルセロナを退団するブラジル代表MFアルトゥールだが、カンプ・ノウに入ることを許可されなかったようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 アルトゥールは、ユベントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッ…
今シーズン限りでバルセロナを退団するブラジル代表MFアルトゥールだが、カンプ・ノウに入ることを許可されなかったようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。
アルトゥールは、ユベントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチとのトレードという形で今シーズン限りでバルセロナを退団。移籍決定ごは出場機会がないまま、ラ・リーガが終了していた。
バルセロナではもうプレーしないという意思表示もあったため、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのナポリ戦に向けたチームにも合流せず。クラブに無断でブラジルに帰国するなど、やりたい放題の状況だった。
そのアルトゥールは、ナポリ戦が行われたカンプ・ノウにやってきたものの、入れてもらえなかったとのこと。それは、欧州サッカー連盟(UEFA)による厳格なプロトコルに則っていなかったからのようだ。
アルトゥールは、世界でも新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が続くブラジルに帰国し約2週間滞在したことに加え、PCR検査を受けたものの結果がまだ出ていなかったとのこと。そのため、スタジアムに入れることはできず、自宅での観戦を余儀なくされたとのことだ。
バルセロナのスポーツ組織関係ディレクターのギジェルモ・アモール氏は「アルトゥールは、必要な時に来なかった。 UEFAとクラブのPCR検査に合格しなかった。それがここに居ない理由だ。何が起こるかは理解しているが、大事なのは今日の試合であり、後日説明する」と試合前にコメントしていた。
アルトゥールはバルセロナとの早期契約解消をクラブに求める意向があり、エリック・アビダル氏との会談を望んでいるが、実現していない状況。果たしてどう決着がつくのだろうか。