ナポリはバルセロナに敗れ今シーズンのチャンピオンズリーグ敗退が決まった。彼らの敗因が開始30分までに与えた2失点だったことは間違いないだろう。 ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、敗戦を嘆きながらも、後半に選手達が披露した反撃と試合に対する姿…
ナポリはバルセロナに敗れ今シーズンのチャンピオンズリーグ敗退が決まった。彼らの敗因が開始30分までに与えた2失点だったことは間違いないだろう。
ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、敗戦を嘆きながらも、後半に選手達が披露した反撃と試合に対する姿勢を高く評価している。
「データを見たが、そこには大きな差がある。しかし、現実は2倍以上のチャンスを作り出していたし、相手のフィールドにも容易に侵入できていた。メンタリティーが大切であり、我々がこの試合で犯したようなミスを犯してはならない。ただ、自分は満足している。バルサはピッチで優れたパフォーマンスはできていなかったし、我々は勝てたはずだ」
「私の感覚としては、バルサのパフォーマンスはそれほど優れていなかった。バルサは長きにわたって47%のポゼッションは記録していないだろう。しかし我々は破れたんだ。このような相手が王者と言えるんだ。ただ、やっぱり今日の試合なら勝たないといないと思う」と敗北を嘆いた。
また監督は「試合開始30分での相手の猛攻に怯んでしまった。そして、結果的に3ゴールを相手に許してしまったんだ。これらのゴールが我々の大きな負担になってしまった」と反省した一方で、「我々も自分達の特徴を見せることができて、バルサを苦しめることができたと思う。だからこそ、バルサ相手に簡単にゴールを許してはいけなかった。将来のために、このことから学び、次に活かし、この敗戦が我々を強くしてくれることを願う。もっと強いメンタリティーが我々には必要だ」と強調した。
後半に見せたチームのパフォーマンスを称賛したガットゥーゾは、「バルサにはレオ・メッシがいる、他にも優れた選手達がいる。最終的に、ピッチにいる選手達に投じている7〜8億ユーロ(約874〜1,000億円)という事実を示したことになる」とも語っている。