FCバルセロナのキケ・セティエン監督は、ナポリに勝利しリスボンへの切符を手にしたことを喜んでいる。「それは我々が最初のステップとして探していたものであり、今は次のゲームに進めることを嬉しく思う」 このように話したバルサの指揮官は「イタリアで…
FCバルセロナのキケ・セティエン監督は、ナポリに勝利しリスボンへの切符を手にしたことを喜んでいる。「それは我々が最初のステップとして探していたものであり、今は次のゲームに進めることを嬉しく思う」
このように話したバルサの指揮官は「イタリアでもトップクラスの素晴らしいチームを相手に、我々は非常に良かった、勝利に値するものだった」と『Movistar Liga de Campeones』に語った。
「非常に激しく、知性を持って守らなければならなかった。最初の数分間を乗り越えた前半は非常に良く、後半は彼らがスペースを得て主役を演じたが、我々にとってはあまり危険な状況ではなかった」と総括した。
この試合でもメッシが圧巻のプレーで主役になった。1点リードで迎えた前半23分、相手PA内でドリブルを仕掛けたメッシは、一度は倒されながらも強引に突破すると、体を倒しながら技ありのゴラッソを決めた。3点目のルイス・スアレスのPK弾を獲得したのもメッシで、ゴール前のチェイシングから相手CBカリドゥ・クリバリのファウルを誘った。その際に、後方から思い切り蹴られる形となったメッシは左足を強打したものの90分プレーした。
交代の可能性もありながらプレーを継続したメッシの状態について、セティエンは、「非常に強い打撲だ。我々は状態を見極めなければならないが、私は問題があるとは思わない」と説明した。
セティエンは準々決勝の対戦相手であるバイエルン・ミュンヘンを「素晴らしいチーム」と評価したが、「我々も素晴らしいチームだ」と警告し、「ライバルはすべて優れている、試合は非常に複雑だ。我々もそうだが、バイエルンも同じだ」と話した。
最後に、試合後にナポリのジェナーロ・ガットゥーゾ監督と交わした会話について、「彼の並々ならぬ仕事ぶりと、このチームの進化を祝福した。『君には並々ならぬ情熱があり、君のことをとても尊敬している』とね」と明かした。