明治安田生命J1リーグ第9節の川崎フロンターレvs大分トリニータが等々力陸上競技場で行われ、ホームの川崎Fが2-0で勝利した。 前節、ガンバ大阪に1-0で競り勝ち、クラブ記録の7連勝を達成した川崎F。その一戦から3名が代わって、ジオゴ・マテ…
明治安田生命J1リーグ第9節の川崎フロンターレvs大分トリニータが等々力陸上競技場で行われ、ホームの川崎Fが2-0で勝利した。
前節、ガンバ大阪に1-0で競り勝ち、クラブ記録の7連勝を達成した川崎F。その一戦から3名が代わって、ジオゴ・マテウスが新天地デビューとなり、レアンドロ・ダミアン、三笘が先発に名を連ねた。
一方、4連敗中の大分は前節、鹿島アントラーズに1-4の大敗。その一戦から3先取が入れ替わり、GKムン・キョンゴン、刀根、渡をチョイスした。
対象的な両者。そのパフォーマンスはすぐさま現れる。8連勝を目指す川崎Fは5分、小林からのパスを受けたボックス中央の脇坂が左サイドにパス。これを受けた三笘がボックス左からダイレクトシュートを放つと、カーブのかかったボールがゴール左に吸い込まれて先制に成功する。
さらに、川崎Fは25分、大分のビルドアップのミスを見逃さなかったレアンドロ・ダミアンがボックス内でインターセプト。飛び込んできたDFを巧みな切り返しでかわすと、GKムン・キョンゴンとの一対一を冷静に制して、リードを広げる。
その後も自慢のパスワークでポゼッションを高める川崎F。主導権を渡すことなく、後半に入ると、後半開始直後には右サイドを駆け上がったジオゴ・マテウスのクロスからレアンドロ・ダミアンがヘディングシュートを放つも、わずかゴール右に外れた。
試合中盤に向けて、大分陣内でよりボールを回した川崎Fは67分、三笘からの浮き球をボックス内で収めた大島がヒールパス。これに反応した田中碧がボックス左からシュートを放つも、クロスバーに嫌われた。
その後も川崎Fが大分を圧倒。決定機こそ作れなかったが、後半はハーフコートゲームとなり、2-0の完勝を収め、クラブの連勝記録を「8」に伸ばした。一方、攻撃をさせてもらえなかった大分は5連敗となっている。
川崎フロンターレ 2-0 大分トリニータ
【川崎F】
三笘薫(前5)
レアンドロ・ダミアン(前24)