【明治安田生命J1リーグ第9節】 2020年8月8日(土) 18:00キックオフ 名古屋グランパス vs 浦和レッズ [豊田スタジアム] ◆疲労は懸念も連敗を避けられるか【名古屋グランパス】 前節は柏レイソルを相手に0-1と敗戦。好調のチー…
【明治安田生命J1リーグ第9節】
2020年8月8日(土)
18:00キックオフ
名古屋グランパス vs 浦和レッズ
[豊田スタジアム]
◆疲労は懸念も連敗を避けられるか【名古屋グランパス】
前節は柏レイソルを相手に0-1と敗戦。好調のチーム同士拮抗した試合展開となったが、オルンガの一発にやられ、シーズン初黒星となった。
攻撃の形は作れているものの、フィニッシュの部分で不安が残り続けていた名古屋。前々節の大分トリニータ戦も3-0で快勝したが、得点者は守備を主戦場とする3名が挙げたものだった。
前線の選手の得点が伸びない中でここまで勝ち点を積み重ねてきたが、この先はYBCルヴァンカップを含めた大型連戦となるだけに、やはり攻撃陣の得点力が不可欠だ。
ルヴァンカップでは清水エスパルス相手に0-3で勝利。マテウス、山﨑凌吾にゴールが生まれた一方で、主力を休ませきれなかったことは気になる。中2日での試合、どう影響するだろうか。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:ランゲラック
DF:成瀬竣平、中谷進之介、丸山祐市、吉田豊
MF:稲垣祥、ジョアン・シミッチ
MF:マテウス、前田直輝、相馬勇紀
FW:金崎夢生
監督:マッシモ・フィッカデンティ
◆今年も問われる勝負強さ【浦和レッズ】
前節は最下位の清水を相手に苦戦。前半は主導権を握られる展開となり防戦一方となった。凌いだ浦和はレオナルドの一瞬の隙をついたゴールで先制。しかし、終盤にセットプレーの流れからゴールを許し、1-1のドローに終わった。
開幕から順調な試合を続けてきた浦和だったが、FC東京(2-0●)、柏(0-4●)と連敗。そして清水には引き分けと、勝負弱さが露呈し始めている。
昨シーズンの大きな課題となったこの勝負弱さは払拭しきれていないが、その要因の1つがフィニッシュ精度と言えるだろう。
今シーズンはレオナルドが4ゴール、興梠慎三が2ゴールを記録しているが、その他の選手に訪れるゴールチャンスがことごとく入らない。良い攻撃を見せていても、ネットを揺らせなければ、勝ち点3を獲ることは難しい。
ルヴァンカップはセレッソ大阪相手にスタメンを8名も変更。しかし、勝ちきることができなかった。今年も問われかねない勝負強さを示すには、格好の相手だろう。
★予想スタメン[4-4-2]
GK:西川周作
DF:橋岡大樹、トーマス・デン、槙野智章、山中亮輔
MF:関根貴大、エヴェルトン、柴戸海、汰木康介
FW:杉本健勇、レオナルド
監督:大槻毅