マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がさらなる高みを目指した。 シティはチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でレアル・マドリーと激突。敵地での1stレグに続いて、7日にホームで行われた2ndレグも2-1の白星で飾り、2…

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がさらなる高みを目指した。

シティはチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でレアル・マドリーと激突。敵地での1stレグに続いて、7日にホームで行われた2ndレグも2-1の白星で飾り、2戦合計スコア4-2でベスト8進出を決めた。

レアル・マドリーの指揮を執り始めてから一度もノックアウトステージで負けのないジネディーヌ・ジダン監督のレアル・マドリーを退け、8強入りのグアルディオラ監督。試合後、イギリス『BT Sport』でこう総括した。

「我々は多くのチャンスを作り、彼らのミスから2ゴールを決めた。もっと攻め立て、追加点を狙ったが、あのようなチーム相手だとそう容易くいかないものだ」

また、クラブとして悲願の欧州制覇を目指して、レアル・マドリー撃破の余韻に浸ることなく、より高みに目を向けた。

「我々はトライするためにここにいる。CLを制するためにね。(ベスト8進出は)1つのステップに過ぎない。それで十分だと思うなら、存在の小ささを示すことになる。優勝したければ、ビッグクラブを倒していかないと」

「大事なのは2連勝したということ。ジネディーヌ・ジダンは一発勝負で負けた前例がない。彼らはプレーの冷静さや姿勢を見るだけでも良いチームだ」

そんなシティは準々決勝でリヨンと相対する。スペイン人指揮官はユベントスをアウェイゴール差で破り、ベスト8に駒を進めた相手に警戒心を強めた。

「先ほどスカウティング陣と話をして、警戒の必要性を指摘された。その彼らとの試合まで8日の準備期間がある。まずはその期間を楽しみ、リヨンについて分析していきたい」