チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の2ndレグ、ユベントスvsリヨンが7日に行われ、2-1でユベントスが勝利した。しかし、2戦合計スコアが2-2となり、アウェイゴール差でリヨンがベスト8進出を決めている。 2月26日に行われた1st…
チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の2ndレグ、ユベントスvsリヨンが7日に行われ、2-1でユベントスが勝利した。しかし、2戦合計スコアが2-2となり、アウェイゴール差でリヨンがベスト8進出を決めている。
2月26日に行われた1stレグではリヨンが完璧な試合運びを見せて1-0と先勝していた一戦。
セリエAで何とか9連覇を達成したユベントスは、セリエAのシーズン終盤に負傷したディバラがベンチスタートに、ドグラス・コスタが欠場となった。3トップはC・ロナウド、イグアイン、ベルナルデスキが務めた。
一方、1週間前に行われたパリ・サンジェルマン(PSG)とのクープ・ドゥ・ラ・リーグ決勝が約4カ月半ぶりの公式戦となったリヨンは、PSGを120分にわたって無失点に抑えたスタメンからM・デンベレに代えてエカンビのみを変更した。
5バック気味に構えるリヨンに対し、ユベントスが押し気味に試合を運ぶ立ち上がりとなったが、10分にリヨンが大きなPKを獲得する。
ボックス内に侵入したアワールがベンタンクールにスライディングタックルを受けると、タックルはボールに行っていたように見えたがツヴァイヤー主審はPKを宣告し、VARでも認められた。
これで3点が必要になったユベントスは、19分にベルナルデスキがドリブル突破で絶好機を作り、1分後にはC・ロナウドがヘディングシュートでゴールに迫っていく。
その後はやや攻めあぐねたユベントスは40分、C・ロナウドの直接FKでゴールに近づいたが、ここはGKアントニー・ロペスのファインセーブに阻まれた。
それでも直後、ピャニッチの直接FKがボックス内の壁に入っていたデパイの腕に当たったとしてユベントスにもPKが与えられる。これをC・ロナウドが決めてユベントスが1点を返した。
迎えた後半、押し込む展開でスタートしたユベントスは60分にC・ロナウドの個人技でゴールをこじ開ける。バイタルエリア右でボールを受けたC・ロナウドがカットインから左足を一閃。強烈なシュートがGKの手を弾いてゴール右上に突き刺さった。
続く63分にCKからボヌッチのヘディングシュートで逆転ゴールに迫ったユベントスが攻勢を続ける中、71分にディバラを投入。
勝負をかけたユベントスだったが、84分にディバラが痛恨の負傷退場となり、若手のオリヴィエリが投入される。
結局、終盤にかけてはリヨンが粘りのある守備で逃げ切り。アウェイゴール差でリヨンが勝ち上がり、2009-10シーズン以来10季ぶりのベスト8進出を果たした。
準々決勝は15日に行われ、ポルトガルのリスボンでマンチェスター・シティと対戦する。