Jリーグは7日、2月、6月、7月の「月間優秀監督賞」を発表した。 今シーズン最初の「月間優秀監督賞」に輝いたのは明治安田J1は川崎フロンターレの鬼木達監督、明治安田J2はV・ファーレン長崎の手倉森誠監督、明治安田J3はブラウブリッツ秋田の吉…
Jリーグは7日、2月、6月、7月の「月間優秀監督賞」を発表した。
今シーズン最初の「月間優秀監督賞」に輝いたのは明治安田J1は川崎フロンターレの鬼木達監督、明治安田J2はV・ファーレン長崎の手倉森誠監督、明治安田J3はブラウブリッツ秋田の吉田謙監督が受賞した。
受賞監督には記念品として、オリジナルラペルピンが贈られる。
鬼木監督は、川崎Fを率いて2月の開幕戦こそサガン鳥栖相手に引き分けたものの、中断明けの6試合で6連勝。自慢の攻撃陣を機能させ、無敗で首位に立っていた。
手倉森監督は、開幕戦から4連勝。7月までの8試合を7勝1分けと好成績を残し首位に。秋田の吉田監督は開幕7連勝と結果を残した。各監督のコメントと選考理由は以下の通り。
◆鬼木達監督(川崎フロンターレ)
「このたびは、明治安田生命J1リーグ2・7月の月間優秀監督賞に選んでいただきありがとうございます。大変光栄に思っています」
「これは選手、スタッフ、そしてサポーターの皆さんが一丸となって戦ってくれた結果だと思っているので、全ての人に感謝いたします」
「まだシーズン序盤ですがこのまま勝ち続けて、選手たちと、そしてクラブと共に成長していきたいと思っています。これからも応援よろしくお願いいたします」
●選考理由
原博実委員
「再開後6連勝。4-3-3のシステムが機能してきた。交代選手も大活躍の若手や新加入選手をうまく使いチーム内競争が一段と高いレベルになっている」
播戸竜二委員
「負けなし。6連勝!それが全てです。選手のローテーションもしっかり行い、相手に合わせた戦術的対応も素晴らしいです。過密日程の中でこれだけ結果を残しているので文句なしです」
柱谷幸一委員
「4-3-3の新たな攻撃的なシステムを浸透させチームを首位に導いた」
北條聡委員
「破竹の6連勝。1試合平均3点を超える破格の攻撃力。隙のないチーム設計の証」
寺嶋朋也委員
「中断期間にチームを整えて再開からエンジン全開。4-3-3の布陣でチームの新たな力を引き出している」
◆手倉森誠監督(V・ファーレン長崎)
「大変栄誉のある賞をいただくことができ、嬉しく思います。選手の頑張りはもちろんですが、スタッフ一人一人の頑張りが報われたと思っています。試合や日々のトレーニングに取り組む意欲の結果です」
「まだ完全にサッカーがある日常を取り戻せたわけではありませんが、これからもV・ファーレン長崎が長崎県を元気づけられるような活躍をしていきたいと思います」
●選考理由
原博実委員
「7勝1分と勢いに乗っている。毎熊晟矢のサイドバック起用は大成功。交代選手も大活躍し、選手層が厚くなってきた」
播戸竜二委員
「組織的にもしっかりとしたサッカーで、苦しい状況でも戦えるメンタリティを植えつけています。外国籍選手の使い方もうまく、みんなが気持ちよく試合に向かえる状態を作っているように思います。負けなし。文句なし」
柱谷幸一委員
「安定したゲーム運びでチームを首位に導いた」
北條聡委員
「会心のロケットスタート。戦術の幅、人選の理、交代策の妙。どれもお見事」
◆吉田謙監督(ブラウブリッツ秋田)
「選手、スタッフ、フロントスタッフ、そしてブラウブリッツ秋田に関わる全ての皆様で取った賞です。今後もチーム一体でひたむきに走りますので応援よろしくお願い致します」
●選考理由
原博実委員
「開幕7連勝。失点はわずか1。守備が固く、そしてバランスも良い。このまま突っ走るのか」
播戸竜二委員
「就任1年目でしっかりと組織されたチームを作るのは素晴らしいです。守備もしっかりしていて、攻撃も最後の詰めの部分までこだわっていると感じます。7連勝。1失点。文句なしです」
柱谷幸一委員
「攻守に渡りアグレッシブに戦いチームを首位に導いた」
北條聡委員
「驚異の7連勝。6戦連続の無失点。理詰めの堅守と勝ちグセを植えつけた功績は大」
寺嶋朋也委員
「開幕7連勝。ロングボールを使った力強い攻撃、前線からの献身的な守備というスタイルで、なによりもその「徹底ぶり」がすさまじい」