どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。 今回は、ギリシャ代表DFコスタス・マノラスがナポリで決めた初ゴールだ。 2…
どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。
今回は、ギリシャ代表DFコスタス・マノラスがナポリで決めた初ゴールだ。
2014年から加入したローマで欧州屈指のDFとして評価を上げたマノラス。2019年夏にはナポリへ移籍すると、DFカリドゥ・クリバリとCBコンビを組み守備力では欧州トップクラスのディフェンスラインを形成している。
今シーズン公式戦34試合に出場し、4ゴールを記録しているマノラスだが、記念すべきナポリ初ゴールとなったのは、2019年8月31日に行われた、セリエA第2節のユベントス戦で決めたゴールだった。
0-3と絶対王者ユベントスに大量リードを許して迎えた66分、ナポリに反撃のチャンスが訪れる。
ナポリが敵陣中央やや左でFKを獲得すると、これをキッカーのDFマリオ・ルイがボックス内にクロス。相手DFとラインの駆け引きに勝利したマノラスは、ベストなポジション取りでこれに合わせる。相手DFのプレッシャーをものともせずにポジションを保つと、ファーポスト側に流れるクロスをヘディングでしっかりとミートし、反撃の狼煙を上げるゴールを決めた。
この得点で流れを変えたナポリは、その後立て続けに2得点。3-3の同点に持ち込むものの、後半アディショナルタイムのオウンゴールで3-4と敗れている。