サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は元オランダ代表DFヨン・ヘイティン…

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回は元オランダ代表DFヨン・ヘイティンガ氏がアヤックス時代に見せたスーパーゴールだ。

アヤックスユースで育ったヘイティンガは、足元の技術に優れたDFが揃うオランダの中でも特に優れたテクニックを持ち、同胞の先輩DFヤープ・スタムの後継者と呼ばれた万能型DFだ。

キャリアを通してアトレティコ・マドリーやエバートン、フルアム、ヘルタ・ベルリンなどで活躍したハイティンハだが、アヤックス時代の2006年12月13日に行われた、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)、グループステージのズルテ・ワレヘム戦では豪快なスーパーゴールを決めている。

アウェイのアヤックスが2-0とリードして迎えた83分、衝撃のゴールが生まれる。

アヤックスが相手陣内でボールを回す中、敵陣中央でハイティンハがボールを受ける。すると大きめのタッチでボールを前に出し、充分な助走を取ると、右足を豪快な一振り。シュート回転のかかったボールは、ゴールキーパーから離れるように変化しながらものすごいスピードでゴール右上に突き刺さった。

これには相手GKもお手上げ。棒立ちのままゴールが決まるところを見ることしかできなかった。これでリードを3点に広げたアヤックスは3-0で勝利している。