どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。 今回は、カナダ代表FWアルフォンソ・デイビスがバイエルンで決めた初ゴールだ…
どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。
今回は、カナダ代表FWアルフォンソ・デイビスがバイエルンで決めた初ゴールだ。
リベリア出身の両親の下、ガーナで生まれたデイビスは、母国の内戦により難民キャンプでの生活を経験するなど、過酷な過去を持ちながらも、その類稀なサッカーの才能で一気にスターダムを駆け上がった今注目の逸材だ。
2019年1月に正式にバイエルンに加入すると、その爆発的なスピードを武器に、ここまで公式戦45試合で4ゴールを記録しているが、その記念すべき初ゴールは、2019年3月17日のブンデスリーガ第26節、マインツ戦で決めたゴールだった。
5-0と大量リードで迎えた59分、DFダビド・アラバに代わってデイビスが途中出場を果たす。すると70分、右サイドを攻略したバイエルンは、ボックス内でFWロベルト・レバンドフスキがボールを持つ。中央の密集地帯でも鋭い切り返しで相手DFをかわしてシュート。これは相手GKにブロックされたものの、ボックス内で待っていたデイビスがこぼれ球に反応、すかさずシュートを放ち、見事バイエルン初ゴールを決めてみせた。
試合はデイビスのゴールでリードを6点に広げたバイエルンが、6-0と危なげなく大勝を収めている。