ミランは5日、U-20フランス代表DFピエール・カルル(20)の加入を発表した。契約期間は2025年6月30日までの5年となる。 現在、スウォンジーでプレーするFWアルド(24)、ACアジャクシオのDFジェデオン(22)という2人の兄と共に…
ミランは5日、U-20フランス代表DFピエール・カルル(20)の加入を発表した。契約期間は2025年6月30日までの5年となる。
現在、スウォンジーでプレーするFWアルド(24)、ACアジャクシオのDFジェデオン(22)という2人の兄と共にリヨンの下部組織で育ったカルルは、アスリート能力と高精度の右足を兼備した逸材DFだ。
主戦場は右サイドバックだが、184cmの恵まれた体躯を誇りセンターバックや左サイドバックでもプレー可能だ。ユースチームで絶対的な主力に君臨し、ゲームキャプテンも託されるカルルだが、トップチームでは今年2月のアミアン戦でベンチ入りを果たしただけで公式戦デビューは果たしていなかった。
リヨンは来季のトップチームの構想に含めており、慰留に努めていたが、最終的に契約延長には至らず。そして、フリーで獲得可能となった逸材に関してはバイエルンやセビージャなども獲得に乗り出していたが。
そういった中、テクニカル・ディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏が直接獲得交渉に関与したと言われるミランが、逸材の獲得レースを制した。
今年6月半ばの時点でメディカルチェック受診や契約面での合意が伝えられていたカルルだが、約1カ月半後のこのタイミングでの公式発表となった。