どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。 今回はメキシコ代表FWイルビング・ロサーノがナポリで決めた最初のゴールだ。…
どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。
今回はメキシコ代表FWイルビング・ロサーノがナポリで決めた最初のゴールだ。
2014年にメキシコの強豪パチューカでプロデビューを果たしたロサーノは、2017年に加入したPSVでブレイク。メキシコ代表として出場した2018年のロシアW杯での活躍も相まって、2019年夏にナポリへのステップアップを果たしている。
抜群のスピードと得点力を持つロサーノだが、記念すべきナポリ初ゴールとなったのは、自身のセリエAデビュー戦となった2019年8月31日に行われた、セリエA第2節、ユベントスとの試合で決めたゴールだった。
前半だけで2点のリードを許し、ナポリ劣勢の中迎えた後半、ロサーノが途中出場でセリエAデビュー。しかし、その後もユベントスの優勢は変わらず一時は3-0のリードを許す展開となる。
しかし、66分に反撃の狼煙を上げる1点を返したナポリは、68分にも決定機が訪れる。カウンターからチャンスを得たナポリは、相手の裏を取ったMFピオトル・ジエリンスキが左サイドを突破。ボックス手前までドリブルで進むと、中央で待っていたロサーノにパス。これをロサーノが、相手DFからのプレッシャーを受けながらもしっかりと決め、ナポリ初ゴールを記録した。
その後、80分にもゴールを奪ったナポリは、3点差に追いつき3-3に。しかし後半アディショナルタイムのオウンゴールにより、土壇場でユベントスに敗れている。