インテルのアントニオ・コンテ監督が2-0で勝利したヘタフェ戦を総括した。クラブ公式サイトが伝えている。 新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で特別に一発勝負となった一戦。中立地のドイツで行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウン…
インテルのアントニオ・コンテ監督が2-0で勝利したヘタフェ戦を総括した。クラブ公式サイトが伝えている。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で特別に一発勝負となった一戦。中立地のドイツで行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド・16のヘタフェ戦では、立ち上がりは苦戦を強いられたものの、33分にロメル・ルカクが先制ゴールを奪う。
その後、ヘタフェはPK失敗などもあり得点を奪えないでいると、インテルは後半終盤に途中出場のMFクリスティアン・エリクセンが追加点を挙げ、2-0と勝利。ベスト8に駒を進めた。
コンテ監督は試合後、「走力の部分」では負けていたと認めていたが、この1年間を通じて成長しているチームに満足感を示した。
「我々は直面したピンチを防いでいた。彼らは力強く試合に入った。我々は後ろから組み立てる時にミスを犯してしまい、大きなチャンスを与えてしまった」
「前半は彼らの方が走力では優れていたよ。しかし、その網を掻いくぐった過程からチャンスを生み出した。こういった試合は真剣勝負になる。行き詰まったら我々はそうする」
「冷酷さを忘れず、失点を許さないという強い意志を示せたのは改善していることを意味する。シーズン中に苦労して、ステップを踏んできた。そして今、これを達成できた」
「ヨーロッパリーグは我々にとって重要な大会であり、この決勝トーナメントは絆を高めて成長する場だから私は嬉しい」
また、コンテ監督はクラブ上層部を批判したことにより、1年での退任の可能性が浮上している。
将来について問われると、「私は自分の仕事についてのみ考える。選手たちが一生懸命にプレーし、欲求と決意をもっているのを見ると安心する。彼らは常に改善している。我々はタフなチームになっている。全員がプロジェクトに関わり、我々がしていることに満足している」とコメントし、去就への明言を避け、試合に集中すると語った。