「明日へのエールプロジェクト」の一環で、学生とアスリートが今とこれからを一緒に語り合う「オンラインエール授業」。第10回の講師は、元プロバレーボール選手で全日本代表のエース的存在、2013年の引退後はメディア出演や解説者としても活躍する山本隆弘さん。全国高校バレーボール部の現役部員や顧問の教員など約40名が集まり、今のリアルな悩みや質問に答えた。

目標は夢と違って達成することができる

まずは山本さんの挨拶から配信はスタート。「今苦しい状況だと思う。目標や夢が途切れないように、(つなぐ役割として)隠すことなくさらけ出していきたいと思う。有意義な1時間にしたい」と想いを語った。「バレー楽しい?」という問いかけに「楽しいです。はじめたばかりで上手くなりたい」と答えた高校1年生に対して、「僕も中学校からはじめたが、最初部員が2人しかいなかった。それでも、代表になれるチャンスはあるので頑張ってください」と笑みを交えて反応する一面もあった。

次に、山本さんの学生時代の活動についての話題に。先の話題でもあった、バレー初心者で、中学で初めて入部したら部員が2人だったことにふれ、「バスケットボール男女と女子バレーボール部がコートを使っていて、僕たちは体育館のステージの上が練習場所だった」と告白。「まずは打倒女子バレーボール部を目標に掲げた。その頃部員も8人に増えた。女子バレーボール部に勝つことができたとき、目標であれば夢とは違って達成することができると知った。バレーボールが楽しいと思った」と、今につながる動機を語った。

「高校3年生の時大事にしていたこと」という質問には、「3年の集大成として結果を出すことを意識していた」とコメント。「インターハイがなくなって苦しい思いをしてる?」と問いかけ、苦しいと反応した高校生に対して、「誰も経験したことのないことだから、一人で抱え込む必要はない。苦しいことを話すことで新たな目標が生まれることもあるので、話してみてほしい」と、やるせない思いを気遣った。

「バレーボールのやりがいは?」との質問には、「目標を持ってやっていた中で、達成した時のみんなの笑顔が快感だった。練習が辛くても、今日休みたいと思っても、それがあるから頑張れる」と、自分なりのマインドの上げ方について伝えた。

まずは山本さんの挨拶から配信はスタート。「今苦しい状況だと思う。目標や夢が途切れないように、(つなぐ役割として)隠すことなくさらけ出していきたいと思う。有意義な1時間にしたい」と想いを語った。「バレー楽しい?」という問いかけに「楽しいです。はじめたばかりで上手くなりたい」と答えた高校1年生に対して、「僕も中学校からはじめたが、最初部員が2人しかいなかった。それでも、代表になれるチャンスはあるので頑張ってください」と笑みを交えて反応する一面もあった。

次に、山本さんの学生時代の活動についての話題に。先の話題でもあった、バレー初心者で、中学で初めて入部したら部員が2人だったことにふれ、「バスケットボール男女と女子バレーボール部がコートを使っていて、僕たちは体育館のステージの上が練習場所だった」と告白。「まずは打倒女子バレーボール部を目標に掲げた。その頃部員も8人に増えた。女子バレーボール部に勝つことができたとき、目標であれば夢とは違って達成することができると知った。バレーボールが楽しいと思った」と、今につながる動機を語った。

「高校3年生の時大事にしていたこと」という質問には、「3年の集大成として結果を出すことを意識していた」とコメント。「インターハイがなくなって苦しい思いをしてる?」と問いかけ、苦しいと反応した高校生に対して、「誰も経験したことのないことだから、一人で抱え込む必要はない。苦しいことを話すことで新たな目標が生まれることもあるので、話してみてほしい」と、やるせない思いを気遣った。

「バレーボールのやりがいは?」との質問には、「目標を持ってやっていた中で、達成した時のみんなの笑顔が快感だった。練習が辛くても、今日休みたいと思っても、それがあるから頑張れる」と、自分なりのマインドの上げ方について伝えた。

今はみんなに平等にチャンスがある

後半は技術面も含めた、よりリアルな質問も多く聞かれた

ウイングスパイカーの高校3年生からの「エースとしての心得は?」という質問には、「必ず決めるということは思うが、エースということを考えすぎるのもよくない」とまずは一言。「バレーボールはミスをするもの。ミスしてもくよくよしないでいかに周りを盛り上げられるかを意識してほしい。他の5人を盛り上げると自然の自分も高まってくる」と、場の作り方についてアドバイスしながら「1点取られたら2点取ろうという意識。それから、自分が(最終的に)決めたものでも、周りのレシーブやセッターにサポートされてできたこと。『ナイス』と声かけすればチームの一体感も生まれる」と、チームとしてのあり方にもふれた。

「スパイクでひじが下がってしまう。頭でわかっていても体が思うように動かない」という悩みには、「練習前に必ず(野球の)キャッチボールをしていた」と意外なアイデアを披露。自分がピッチャーだと思ってキャッチャーを座らせた状態で、山なりでなくライナーのボールを投げられるか。投げる動作と打つ動作は実は同じ。その軸がわかると、スパイクフォームの軸にもなる。日本代表になってからもずっとやっていたので、やってみてほしい」とアドバイスした。

最後に「明日へのエール」として「僕自身もとても有意義な時間だった。苦しさを乗り越えた後には、明るい時代が来ると思う。今日参加した人もこの配信を見ている人も、みんな平等にチャンスがある。努力次第で掴めるから、頑張ってほしい」と力強く語った山本さん。スパイクを打つ様子を全員でイメージし記念撮影しながら、清々しい生徒の表情が余韻を残しながら配信は終了した。

授業後の「アフターセッション」でみんなの本音を語り合う

山本選手とのオンラインエール授業後に、高校生と先生たちだけの「アフターセッション」を開催。授業でのエールを受けて、今のリアルな想いを自由に語り合った。

まずは授業の感想として、先生の声が多く聞かれた。生徒から技術的な質問が積極的に出たことについてふれ、「高校から始めたばかりの生徒が多かったので、やっぱり技術が知りたかったんだろうなと思った」と分析した。

また、技術から練習の話へシフトし、授業での山本さんの「野球のキャッチボールを練習前に取り入れる」アイデアにふれ、「考えたことがなかったのでためになった」と感心させられた高校生もいた。「バドミントンも利き手と反対側でタイミングを捉えながら取る、という点ではバレーボールに似たアイデア」と、関連する例をイメージした意見も聞かれた。

また、日々部活動を支えるマネージャーの意見も聞かれた。「それぞれいろんな人が悩みを持っていて、その解決方法は一つではなくて、別のスポーツや、別のトレーニングで解決できることもあるということがわかった。これからの人生でも捉われすぎないで、柔軟な発想でいきたい」と新たな発見があったようだった。

今後もさまざまな競技によって配信される「オンラインエール授業」。

全国の同世代の仲間と想いを共有しながら、今のやるせなさ、不安感を少しでも前向きにしていけるエールを送り続ける。