プレミア昇格かけた試合で生まれたブレンドフォードGKのミスとは… 海外サッカー、イングランド2部チャンピオンシップリーグは現地時間4日、来季の1部プレミアリーグ昇格をかけたプレーオフ決勝が行われ、延長戦の末にフルハムがブレントフォードを2-…
プレミア昇格かけた試合で生まれたブレンドフォードGKのミスとは…
海外サッカー、イングランド2部チャンピオンシップリーグは現地時間4日、来季の1部プレミアリーグ昇格をかけたプレーオフ決勝が行われ、延長戦の末にフルハムがブレントフォードを2-1で下した。この試合で、敗れたブレンドフォードのGKに注目が集まっている。FKに飛びつくのが遅れ、まさかの失点を喫したシーンに海外メディアが注目。「220億円のミス」などと責任の大きさについて報じている。
なぜ反応が遅れてしまったのか……。0-0で迎えた延長前半アディショナルタイムだ。フルハムが得た左サイドからのFK。ジョー・ブライアンがゴールに向かって低く速いボールを蹴りこんだ。これに対し、ブレントフォードのGKダビド・ラヤがやらかしてしまった。
不意を突かれたのか、少しよろけるように反応。ゴール前でワンバウンドしたボールに対して腕を伸ばして横っ飛びするも、動きが鈍かったため全く届かなかった。ボールはそのままゴールネットを揺らし、先制点を献上。この失点もあり、ブレンドフォードは来季の1部昇格を逃してしまった。
英スポーツサイト「スポーティング・ライフ」のサッカー専門ツイッターアカウントは実際の動画をツイッターに公開。そのほか複数の海外メディアがラヤの失態を報道している。
海外メディアも続々報道「220億円の利益が犠牲に…」
オーストラリアの公共放送「SBS」のサッカー専門サイト「ザ・ワールド・ゲーム」は「ブレントフォードのキーパーが2億9200万オーストラリアドル(約220億円)のミス」と見出しを打って記事を掲載。「最終的に1-2の敗戦を喫したブレントフォードにとって、極めて代償の大きいミスに。プレミアリーグに昇格していれば、2億9200万オーストラリアドルの価値があった」と報じている。
今回1部に昇格していれば、放映権などにより約220億円もの収入をクラブが得ると予想されていたようだ。英紙「デイリーメール」は「ダビド・ラヤの大失態で、ブレントフォードのプレミアリーグ昇格と1億6000万ポンド(約220億円)の利益が犠牲に……大手柄か大惨事かの試合で、最重要な時にジョー・ブライアンに裏をかかれる」と不意を突かれた瞬間を報じている。
また、米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」も、「フラムとの試合で、大爆笑の遅すぎセーブを試みたブレントフォードのGKダビド・ラヤをファンがこおきおろす」と注目している。(THE ANSWER編集部)