イギリスのトッププロテニス選手たちが集結して行われたエキシビション大会「バトル・オブ・ブリッツ」は、先日男女混合チーム戦が行われ、全日程を終了。親しいライバル同士ゆえの楽しさと競争心で盛り上が…

イギリスのトッププロテニス選手たちが集結して行われたエキシビション大会「バトル・オブ・ブリッツ」は、先日男女混合チーム戦が行われ、全日程を終了。親しいライバル同士ゆえの楽しさと競争心で盛り上がったこの大会でのおかしなエピソードを、米テニスメディアBaselineが伝えた。【実際の動画】言葉がいらないマレーのユーモア!【動画】マレーのベストポイント10選

チーム戦では選手らは、ブリティッシュブルドッグズとユニオンジャックスの2チームに分かれて対戦。最後の試合でジョー・ソールズベリー(イギリス)/ハリエット・ダート(イギリス)ペアがジェイミー・マレー(イギリス)/ヘザー・ワトソン(イギリス)ペアを破って、ブルドッグズに勝利をもたらした。

元ダブルス世界1位のジェイミーが発案したこの大会に、弟である元シングルス世界1位のアンディ・マレー(イギリス)も参加していたが、冗談が大好きなアンディは、対戦チームの一員であったアラステア・グレイ(イギリス)がフォアハンドをネットにかけると、どこで見つけたのかホウキとチリトリを持って応援ゾーンから飛び出して行った。

そして「今のショットはゴミだな」と言わんばかりにボールを掃くふりをしたのだ。

アンディは兄ジェイミーと同じユニオンジャックスに属しており、ナオミ・ブローディ(イギリス)と組んだ混合ダブルスでカイル・エドマンド(イギリス)/エマ・ラドゥカヌ(イギリス)組に勝利したが、チームとしては敗れた。

大会終了後のスピーチでアンディは「ジェイミーは素晴らしい大会を企画した。今日の試合はひどかったけどね」とコメントした。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「バトル・オブ・ブリッツ・チーム・テニス」でのマレー

(Photo by Julian Finney/Getty Images for Battle Of The Brits)