ウィガンのリーグ・ワン(イングランド3部)降格が決定した。同クラブは先月、破産手続きを申請。これを受けてイングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)が勝ち点「12」の剥奪を検討を言い渡している状況だった。 ウィガンはEFLに対して「不可抗力…

ウィガンのリーグ・ワン(イングランド3部)降格が決定した。同クラブは先月、破産手続きを申請。これを受けてイングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)が勝ち点「12」の剥奪を検討を言い渡している状況だった。

ウィガンはEFLに対して「不可抗力だ」と異議申し立てをしていたが、イギリス『BBC』によると、「通常、不可抗力とは、自然災害や戦争、パンデミックなど、関係者の手に負えない行為や出来事、状況と定義されている」としてEFLの懲戒委員会に却下された模様だ。

これにより、ウィガンの今季のチャンピオンシップでの最終勝ち点は「47」となり、24チーム中23位でリーグ・ワンへの降格が決定。最後の15試合で8勝6分け1敗という好成績を収めていたチームは、最終節のフルアム戦をドローで終えていたが、勝っていれば21に浮上し降格を免れることが出来ていた。

また、勝ち点剥奪がなければ13位という成績だったが、残念ながらここ6年で3度目の3部降格となった。

なお、2017-18シーズンにリーグ・ワン優勝に導いたポール・クック監督は先日に辞任を発表。今後はアシスタント・コーツのリーム・リチャードソン氏が率いるとのことだ。