マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督がヨーロッパリーグ(EL)を制しての今季締めくくりを目指した。クラブ公式サイトが伝えている。 今季のプレミアリーグで3位フィニッシュを成し遂げ、見事に来季のチャンピオンズリー…
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督がヨーロッパリーグ(EL)を制しての今季締めくくりを目指した。クラブ公式サイトが伝えている。
今季のプレミアリーグで3位フィニッシュを成し遂げ、見事に来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したユナイテッド。7月26日のプレミアリーグ最終節から少しの期間が空いて、今季初タイトルがかかるELの戦いに移り、5日に行われるラウンド16・2ndレグでLASKリンツをホームに迎え撃つ。
3月中旬に敵地で行われた1stレグを5-0の先勝で飾ってのリターンレグとなるスールシャール監督だが、その一戦に先駆けた会見で「前回と同様、難しい試合になる。1stレグも5-0のスコアほど差はなかった」と述べると、タイトル獲得の思いを強めた。
「このチームはシーズンを通して成長している。(プレミアリーグで)3位という結果は嬉しかったが、我々にとって、次のステップはトロフィーの獲得だ。カラバオカップとFAカップでも準決勝まで勝ち上がったが、何かを勝ち獲りたいのだ」
また、1stレグの結果でほぼ勝ち上がりを決めた上での一戦とだけあって、主力の温存も可能な状況だが、その気はないようだ。
「もちろん、選手たちはプレーしたがっており、休みたいと思っていない。そういう選手ばかりがいるから、私も悩ましい限りだ。そいう選手に『休め』と言うのは簡単じゃない。しかし、彼らは勝ちたい思いで今大会に向かっている」
「選手たちも私のように勝利を欲しているのだ。監督やコーチとして、トロフィーに掲げるのは選手のときと違った感覚になると思う。我々は優勝を目指す選手たちと一緒に今大会に挑む。したがって、彼らを休ませるつもりもない」