マンチェスター・シティは4日、バレンシアに所属するU-21スペイン代表FWフェラン・トーレス(20)を完全移籍で獲得した。契約期間は2025年6月30日までとなる。 かねてより指導を熱望していたジョゼップ・グアルディオラ監督の率いるシティへ…
マンチェスター・シティは4日、バレンシアに所属するU-21スペイン代表FWフェラン・トーレス(20)を完全移籍で獲得した。契約期間は2025年6月30日までとなる。
かねてより指導を熱望していたジョゼップ・グアルディオラ監督の率いるシティへ加入の決まったトーレスは、公式サイトで以下のように喜びを語っている。
「シティに加入できてとても嬉しい。どの選手も攻撃的なチームに関わりたいと思っているはずだ。マンチェスター・シティは世界のサッカー界で最も攻撃的なチームの一つだよ」
「ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)は、オープンで攻撃的なスタイルを推進しており、僕がそれが大好きなんだ。そして彼は、選手を成長させることにも実績のある監督だ。彼に僕の成長を見てもらうことは夢だよ。シティは過去10年で多くのトロフィーを獲得してきた。その成功が続くように僕も貢献したいと思っているよ」
左右のウイングを主戦場に爆発的なスピードとドリブルテクニックでスペイン屈指の若手アタッカーに成長したトーレスは、今シーズン公式戦44試合で6ゴール8アシストを記録。バレンシアは若き至宝の流出に備えて契約延長オファーを提示したが、同選手がこれを拒否したことで今夏の退団が既定路線となっていた。
スペインの若き逸材には、バルセロナ、レアル・マドリー、アトレティコ・マドリーの国内3強に加え、ユベントスやバイエルンなど国外のメガクラブも関心を示していたが、今夏にバイエルンへ旅立ったドイツ代表MFレロイ・ザネ(24)の後釜を探していたシティが争奪戦を制した。
なお、イギリス『BBC』によれば、シティは移籍金として2300万ユーロ(約29億円)をバレンシアに支払うとのことだ。