チャンピオンシップの昇格プレーオフ決勝、ブレントフォードvsフルアムが4日にウェンブリーで行われ、1-2でフルアムが勝利した。 今季のチャンピオンシップを3位で終えたブレントフォードは、準決勝で6位のスウォンジーを下して決勝に進出。対する今…
チャンピオンシップの昇格プレーオフ決勝、ブレントフォードvsフルアムが4日にウェンブリーで行われ、1-2でフルアムが勝利した。
今季のチャンピオンシップを3位で終えたブレントフォードは、準決勝で6位のスウォンジーを下して決勝に進出。対する今季4位のフルアムは準決勝で5位カーディフをを破って決勝進出を果たした。
76年ぶりの1部昇格を目指すブレントフォードと、1年でのプレミアリーグ復帰を目指すフルアムによる運命の決勝戦。
試合は立ち上がりから主導権争いが続き、ボールが落ち着かない展開となる。そんな中、フルアムが17分に最初の決定機を迎える。トム・カーニーの縦パスをボックス右で受けたオノマーが相手DFに寄せられながら右足を振り抜いたが、シュートは相手GKの好セーブに防がれた。
その後も緊張感のある攻防が続ける両チームだったが、互いに決定機まで持ち込めず前半はゴールレスで終了した。
迎えた後半、も先にチャンスを作ったのはフルアム。48分、ボックス右手前で獲得FKをケバノが直接狙ったが、これはわずかに右サイドネットに外れた。さらに59分にも、右クロスをボックス中央で受けたボビー・リードにチャンスが訪れたが、シュートはゴール右に外れた。
やや押し込まれる時間が続いたブレントフォードは、71分に反撃。イェンセンのパスをボックス左手前で受けたワトキンスが強烈なシュートでゴールに迫ったが、これは相手GKのセーブに弾き出された。結局、90分では決着がつかず試合は延長戦に突入した。
延長戦も一進一退の展開が続く中、スコアを動かしたのはフルアム。105分、バイタルエリア中央左寄りの位置で獲得したFKをブライアンが直接狙うと、GKの意表をついたシュートがそのままゴール左に吸い込まれた。
待望の先制点を奪ったフルアムは、117分にもオーバーラップしたブライアンがバイタルエリアでパスを受けると、ミトロビッチとのワンツーでボックス内まで侵入しシュートを流し込んだ。
その後、ブレントフォードに1点を返されたフルアムだったが、2-1で勝利。120分の死闘を制したフルアムが1年ぶりのプレミアリーグ昇格を決めた。