サンプドリアの日本代表DF吉田麻也が、セリエA初挑戦のシーズンを振り返った。 サンプドリアは1日、セリエA最終節でブレシアと対戦。吉田は、この試合でもフル出場を果たしていた。試合は1-1の引き分けだった。 今年1月に7年半過ごしたサウサンプ…
サンプドリアの日本代表DF吉田麻也が、セリエA初挑戦のシーズンを振り返った。
サンプドリアは1日、セリエA最終節でブレシアと対戦。吉田は、この試合でもフル出場を果たしていた。試合は1-1の引き分けだった。
今年1月に7年半過ごしたサウサンプトンからレンタル移籍で加入。加入後はなかなか出場機会がなかったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けた中断期間後は全13試合に出場。うち12試合でフル出場を果たし、守備の要としてチームを支えた。
吉田は、シーズン最終節のブレシア戦後にインタビューを受け、流暢なイタリア語で試合についてコメント。チームがセリエAに残留できたことを喜んだ。
「高温多湿だったため、誰にとってもとても難しい試合でした。でも、幸運にも来シーズンはセリエAでプレーする。これは我々全員にとって最も重要なことです」
「チーム全体、メディカルスタッフ、監督、そして全てのファンに感謝します」
「みんなにとってとても困難な状況であり、僕たちはとても上手くや理ました。サンプドリアが、セリエAに残ることができて、とても幸せです」
また、自身初のセリエA挑戦となった半年間についても振り返った。
「これは僕にとって新しい経験でした」
「イギリスで7年間を過ごした後、何か新しいことに挑戦するための変化を求めていました」
また、サンプドリアとの契約が満了を迎える吉田。10試合に出場したため1年間の契約延長という可能性もある一方で、トルコのベシクタシュへの遺跡なども囁かれている。
去就についても問われた吉田は、数日中にクラブと話をするとし、落ち着いて見守って欲しいと最後はジェノバ地方の方言を用いながら語った。
「まだ、自分の将来については何も知りません。僕が言えることの1つは、もう1年残る可能性はあるけど、長期契約は僕とクラブにとってより良いことであり、あと数日で僕の代理人と僕はクラブと話し合うことになるだろう」
「全てが完璧に動くことを望んでいます。チャニン、チャニン(冷静に)」