来季もレアル・マドリーからの武者修行が決定的な日本代表MF久保建英(19)に対して、ビジャレアル行きを有力とする憶測が浮上した。 昨夏の移籍市場でマジョルカにレンタル移籍を果たして、公式戦36試合に出場して4得点5アシストの数字を収めた久保…

来季もレアル・マドリーからの武者修行が決定的な日本代表MF久保建英(19)に対して、ビジャレアル行きを有力とする憶測が浮上した。

昨夏の移籍市場でマジョルカにレンタル移籍を果たして、公式戦36試合に出場して4得点5アシストの数字を収めた久保。日を追うごとに様々な移籍先が挙がる人気ぶりを博しているが、スペイン『アス』によれば、その候補はビジャレアル、セルタ、グラナダ、オサスナに絞られ、今週中にも決まる見通しだという。

そのなかでも、ビジャレアル行きが最有力に挙がっているという。その久保は4つの移籍先候補に関して、どれも惹かれているものの、ビジャレアルに最も興味を抱いている様子。最低でも年間40試合の出場を条件に掲げており、移籍先候補のチームを率いる各監督の自身を求める熱量も決め手の1つにしている模様だ。

また、久保の保有権を持つレアル・マドリー側は貸し出し先として、ヨーロッパリーグ(EL)の出場権を有するビジャレアルとグラナダのいずれかを所望。そのなかで、バイエルンからもオファーを受けた久保自身だが、スペインでのプレー続行意思を示しているため、レアル・マドリーもそれを尊重する姿勢とのことだ。

なお、レアル・マドリーの要求額はレンタル料と給与をあわせて、500万ユーロ(約6億2000万円)。バイエルンから高額な金額提示を受けたため、その契約金額への引き上げを検討しているという。