8月1日、女子テニス世界25位のデヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)が、アーティストとして2曲目となる新曲をリリースした。【実際の写真】モデルのように美しく撮影された、肩出しセクシーショット【実際の写真】批判を浴びた半身黒人、半身白人を表…

8月1日、女子テニス世界25位のデヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)が、アーティストとして2曲目となる新曲をリリースした。【実際の写真】モデルのように美しく撮影された、肩出しセクシーショット【実際の写真】批判を浴びた半身黒人、半身白人を表現したアーティスティックな写真

彼女は今年5月の20歳の誕生日を迎える直前に「Thousands of Me」という曲で突如歌手デビューを果たし、テニス界を驚かせていた。

今回は「Favorite Track」という曲をリリースし、Instagramで「1曲目をリリースした時に、正直言うともうレコーディングはしないと思っていた。私にとってはとても変わったことだったしね。でもしばらくすると、感情を楽しむようになって火が付いた。それで新曲を作ることを決めたの」と綴っている。この曲は「D.Y.」名義でリリースされており、Spotifyなどの各配信サイトで聴くことができる。

彼女はテニス以外にもクリエイティブな分野で積極的に活動しており、ツアー中断中にはマスク着用を呼びかけるアニメーションを公開。

また人種主義の問題が大きく取沙汰された際には、上半身裸で右半身を黒くメイクし、美しく撮影された写真をSNSに投稿。右半身で黒人、左半身で白人を表現し、「Equality(平等)」と、人種主義がなくなるよう祈りを綴ったが、白人が黒人を真似るようにメイクをすることは「ブラックフェイス」と呼ばれ、歴史的に黒人差別に使われたため批判を浴びたこともあった。

その他にもモデルのように美しいセクシーショットを投稿したりして、ファンと交流している。

彼女は既に3個のシングルスタイトルを持ち、2020年にキャリアハイとなる世界21位を記録。大坂なおみ(日本/日清食品)をグランドスラム2大会連続優勝に導いたサーシャ・バジンが現在コーチを務めている、将来の世界1位候補だ。今後もコート内外でのマルチな活躍が期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「BNPパリバ・オープン」でのイエストレムスカ

(Photo by Rich Fury/Getty Images for AYS Sports Marketing)