アビスパ福岡は3日、MF前寛之が新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応を示したことを発表した。 2日、Jリーグ公式検査の結果、新型コロナウイルス陽性の可能性が非常に高いと判定されていたことを受け、明治安田生命J2リーグ第9節の大宮…
アビスパ福岡は3日、MF前寛之が新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応を示したことを発表した。
2日、Jリーグ公式検査の結果、新型コロナウイルス陽性の可能性が非常に高いと判定されていたことを受け、明治安田生命J2リーグ第9節の大宮アルディージャvsアビスパ福岡がキックオフ1時間半前に異例の中止となっていた。
クラブの発表によると、3日(月)に保健所の指導のもとPCR検査を受け、陽性反応が確認されたとのことだ。
なお、福岡はチームの安全を担保するため、3日に選手、チーム関係者45名を対象にPCR検査を実施。検査結果については、判明次第公表するとしている。
前自身は無症状だが、今後も医療施設にて経過観察となる見込みとのこと。直近2週間の行動履歴は、練習以外、自治体等から発せられる懸念先への行動はなく、感染経路はわかっていないとのことだ。
また、7月27日にクラブスタッフの感染が判明した際に実施したPCR検査での陽性反応はなく、体調管理システムおよび練習前や試合日に行っている検温でも、目立った異常はなかったとのことだ。
選手、チーム関係者の検査結果は4日の夕方以降に判明する予定。現時点で、新型コロナウイルスや風邪の症状等を訴える選手、スタッフはいないとしている。
◆前寛之の経過および症状
7月27日(月)
体温36.7℃
クラブ独自のPCR検査を受ける(陰性)
チームトレーニング参加
7月28日(火)
体温36.6℃
チームトレーニング参加
7月29日(水)
体温36.7℃
ベスト電器スタジアムで公式戦出場
7月30日(木)
体温36.4℃
チームトレーニング参加
7月31日(金)
体温36.5℃
Jリーグ公式検査を受ける、チームトレーニング参加
8月1日(土)
体温36.5℃
チームトレーニング参加
チームバス、飛行機にて大宮へ移動
8月2日(日)
体温36.2℃
新型コロナウイルス陽性の可能性が非常に高いとの連絡を受け、ドクター管理の下、チームバスとは別車両にて、受入れ先の神奈川県内の医療施設へ移送
8月3日(月)
神奈川県内の医療施設にてPCR検査を受け、17:30頃に陽性判定