レアル・マドリーが保有権を持つセビージャのスペイン人DFセルヒオ・レギロン(23)を巡る獲得レースにチェルシーも加わった模様だ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 昨夏にレアル・マドリーからレンタルでセビージャ入りして、公式戦34試合2…
レアル・マドリーが保有権を持つセビージャのスペイン人DFセルヒオ・レギロン(23)を巡る獲得レースにチェルシーも加わった模様だ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。
昨夏にレアル・マドリーからレンタルでセビージャ入りして、公式戦34試合2得点4アシストの数字を収めるレギロン。ラ・リーガでも31試合に出場して、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位フィニッシュに貢献した。
そんな左サイドバックは今季終了後にレアル・マドリー復帰が既定路線だが、先週にエバートンが移籍金1800万ポンド(約24億9000万円)のオファーを打診。しかし、今夏に左サイドバックの強化を目論むチェルシーも参戦の動きがあるようだ。
そのチェルシーのフランク・ランパード監督はスペイン代表DFマルコス・アロンソとイタリア代表DFエメルソン・パルミエリを評価しておらず、長らくレスター・シティのイングランド代表DFベン・チルウェルを追っているとされる。
しかし、チェルシーとレスターの交渉は移籍金額で依然として溝がある模様。移籍金8000万ポンド(約110億9000万円)を求めるレスターは態度を軟化させているが、いまだ合意の道筋を見いだせておらず、近くレギロン獲得の入札に動くという。
一方で、レアル・マドリーはレギロンを評価しているが、左サイドバックの人材に困っておらず、新型コロナウイルス感染拡大で崩れた財政バランスを整えるためにも選手売却が必要な状況とみられる。
なお、セビージャはもう1年間のレンタルを希望している様子だが、欧州各国のクラブも関心を示しているため、引きとめが難しい状況であることも察しているようだ。