7歳になったプルシェンコ愛息が羽生との共演回想 フィギュアスケートのトリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ氏(ロシア)の愛息でサーシャの愛称で知られるアレクサンドル君がインスタグラムを更新。2年前のアイスショーで共演した羽生結弦(…

7歳になったプルシェンコ愛息が羽生との共演回想

 フィギュアスケートのトリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ氏(ロシア)の愛息でサーシャの愛称で知られるアレクサンドル君がインスタグラムを更新。2年前のアイスショーで共演した羽生結弦(ANA)と華麗に“ダブル・ヘランジ”を決めたシーンを動画で公開。「ユヅルとの最高の瞬間」と当時を振り返っている。

 フィギュアファンにとってはたまらないワンシーンだ。羽生に背中を押され、リンクに滑り出したのは愛息のサーシャ君。一度立ち止まると、羽生は小さなスケーターを後ろから優しく支えて立ち、2人で一緒に滑り出すと、客席から大歓声が沸き上がった。そして、羽生はアレクサンドル君の方を向き、足を前後に広げた後に「へ」の字のように広げる「ランジ」を披露してみせた。

 すると、5歳のアレクサンドル君も負けていない。羽生の方へ向くと、同じように足を「へ」の字にさせ、両手を広げてポーズを決めたのだ。羽生の代名詞でファンに“ヘ・ランジ”とも呼ばれる技の共演となり、会場も大喝采。羽生は滑りながら拍手を送り、さらに「よくやった」と言わんばかりに抱擁を交わしていた。

 2018年6月に神戸で行われたアイスショー中の一コマ。7歳になったサーシャ君にとっては思い出深い時間だったようで「2年前……、ユヅルとの最高の瞬間」と記して当時の映像を公開。これには海外ファンからも「2人ともすごくキュート」「神戸でのとても素晴らしい思い出です」「あなたがすぐに日本で演技されることを願っています」「日本はサーシャにとても喜びだ!」「サーシャ、あなたはすごい!!」などと反響が集まっていた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響でアイスショーは軒並み中止を余儀なくされた。また夢の共演が実現することを願いたい。(THE ANSWER編集部)