サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free K…
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。
この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。
今回は、アーセナルのウルグアイ代表MFルーカス・トレイラがサンプドリア時代に決めたフリーキックだ。
トレイラは、ペスカーラの下部組織で育ち、2015年7月にサンプドリアへと完全移籍。1年間はペスカーラへレンタル移籍するも、その後は2018年7月にアーセナルへと完全移籍するまで主力としてプレーしていた。
サンプドリア時代にはFKのキッカーを務めることもあったトレイラは、2018年2月3日に行われたセリエA第23節のトリノ戦でも直接FKを沈めている。
11分、サンプドリアがゴール正面約25mの位置でFKを獲得すると、キッカーのトレイラが細かいステップから右足を振り抜く。
それと同時に壁に入っていた味方がしゃがむと、シュートは空いたコースをめがけて一直線。見事に相手GKサルバトーレ・シリグの逆を突き、ワンバウンドしたボールは、セーブされることなくゴールネットを揺らした。
アーセナルでは中々FKを蹴る機会はないが、機会があればトレイラに任せてみても面白そうだ。