イングランドサッカー協会(FA)は、今の時代に合ったルール変更を予定しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 2019-20シーズンのプレミアリーグも、1日に行われたFAカップ決勝をもって終了。残すは、プレミアリーグへの最後の…

イングランドサッカー協会(FA)は、今の時代に合ったルール変更を予定しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

2019-20シーズンのプレミアリーグも、1日に行われたFAカップ決勝をもって終了。残すは、プレミアリーグへの最後の昇格枠を争うチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレーオフ決勝のみとなった。

新型コロナウイルス(COVID-19)という未曾有の感染症により、およそ3カ月リーグが中断。その後再開し、シーズンを全うすることができた。

しかし、選手の入場方法を含めた様々なことにガイドラインが設けられ、無観客で試合が行われるなど、その影響は少なくなく、来シーズンにも影響が出るとみられている。

そんな中、FAは主審たちを守る新たなルールを決定するようだ。その1つが、選手たちの咳だ。

FAは、対戦相手やレフェリーに対し、意図的に咳をした選手は、新たなFAのガイドラインに従い、レッドカード、またはイエローカードの対象となるようだ。

FAは、「レフェリーは、意図的に誰近距離から故意に対戦相手はマッチオフィシャルの顔に向けて咳をした選手」に対して行動を起こすとし、「攻撃的、侮辱的、虐待的な言葉遣いや身振り」に該当するとしている。

なお、通常の咳はこの対象外となるが、ピッチへの唾吐き行為なども継続して禁止事項に。プレー以外の部分でも、衛生面を守らない選手には、罰則が与えられることになるという。