サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はバルセロナのフランス代表DFサミュ…

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回はバルセロナのフランス代表DFサミュエル・ユムティティがリヨン時代に決めたゴールだ。

リヨンの下部組織で育ったユムティティは、2011年にトップチームデビュー。守備力はもちろんのこと、スピードを活かした広いカバー範囲や足元の技術を活かしたビルドアップへの参加など、現代型DFとして活躍。フランス代表での活躍も認められ、2016年にバルセロナに引き抜かれている。

そんなユムティティは、リヨン時代の2013年2月14日に行われた、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦1stレグのトッテナム戦では攻撃陣顔負けのスーパーゴールを決めている。

0-1とトッテナムにリード許して迎えた55分、右サイドから上げた味方のクロスが相手DFウィリアム・ギャラスにクリアされる。

しかし、これをボックス左の角付近で拾ったユムティティは、ショートバウンドのボールを豪快にダイレクトシュート。激しいバックスピンのかかったボールは、浮き上がるような弾道を描きながらゴール右隅に吸い込まれた。

DFユムティティから攻撃陣顔負けの美しいゴールが生まれたリヨン。これで同点としたものの、後半アディショナルタイムに失点を許し、1-2と1stレグを落としている。