インテルとアントニオ・コンテ監督の関係は修復不可能なところまで来ているようだ。 1日に行われたセリエA最終節のアタランタ戦を2-0の勝利で終え、2位でフィニッシュしたインテル。コンテ監督は就任初年度として上々の成績で終えた一方で、試合後に自…
インテルとアントニオ・コンテ監督の関係は修復不可能なところまで来ているようだ。
1日に行われたセリエA最終節のアタランタ戦を2-0の勝利で終え、2位でフィニッシュしたインテル。コンテ監督は就任初年度として上々の成績で終えた一方で、試合後に自身や選手に対するメディアからの批判にクラブが守ってくれないと不満を露わに。「勝ち馬に乗るような奴は嫌いなんだ。今年はインテルでそんな奴を大勢見た」と上層部を批判し、さらには「糞を食わせられた」とまで言い放った。
『スカイ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』、『コリエレ・デッロ・スポルト』など多くのイタリアメディアが修復不可能と指摘する中で、後任候補としてマッシミリアーノ・アッレグリ氏(52)とマウリシオ・ポチェッティーノ氏(48)の名前が挙がっている。
前者は昨シーズンでユベントスを退団して以降フリーとなっており、後者も昨年11月にトッテナムを解任され、しばらく休息の時を過ごしている。
なお、イタリアメディアは1200万ユーロ(約14億9000万円)という年俸のため解約金も高額であることから一方的な解任は起こらないと推測しているが、双方合意での契約解消は妥当な選択肢になると見込んでいる。
コンテ監督と最高経営責任者(CEO)を務めるジュゼッペ・マロッタ氏は3日に会談を行うようだ。