Jリーグは3日、東京武蔵野シティFCがJリーグ百年構想クラブから脱退することを発表した。 今回の脱退については「地域に根ざし社会に貢献するサッカークラブという原点に立ち返り、今後の運営を安定的に継続していくためには 現状の経営体制を一新すべ…

Jリーグは3日、東京武蔵野シティFCがJリーグ百年構想クラブから脱退することを発表した。

今回の脱退については「地域に根ざし社会に貢献するサッカークラブという原点に立ち返り、今後の運営を安定的に継続していくためには 現状の経営体制を一新すべきと判断し、アマチュアクラブとしてよりスポーツの活動を通して地域社会へ貢献していくという同じ理念をもった一般社団法人横河武蔵野スポーツクラブに事業移管する事を決断したため」としている。

東京武蔵野シティFCは、2016年2月にJリーグ百年構想クラブに認定されていた。

なお、一般社団法人横河武蔵野スポーツクラブは、2017年2月24日に企業スポーツの新しいあり方として、横河電機の社内同好会から、市民クラブの要素を採り入れた総合型地域スポーツクラブを目指す一般社団法人として設立されている。サッカーのほか、男女のラグビーチームも保有している。

なお、Jリーグ百年構想クラブ規程第8条では、「百年構想クラブは、チェアマンに書面で届け出ることにより、いつでも百年構想クラブから脱退することができる。ただし、脱退する場合は、Jリーグはその事実を公表するとともに、該当クラブは脱退した日から最低2年間は百年構想クラブに申請することができない」とされている。

現在のJリーグ百年構想クラブは、ラインメール青森(JFL)、いわきFC(JFL)、栃木シティフットボールクラブ(関東リーグ1部)、VONDS市原FC(関東リーグ1部)、南葛FC(東京都リーグ1部)、ヴィアティン三重(JFL)、FC大阪(JFL)、奈良クラブ(JFL)、テゲバジャーロ宮崎(JFL)となっている。