ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、レアル・マドリーに所属するセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(22)の獲得を否定した。 昨夏に推定移籍金6000万ユーロ(約74億7000万円)でフランクフルトからマドリーに加入したヨビッチだが、ラ…
ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、レアル・マドリーに所属するセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(22)の獲得を否定した。
昨夏に推定移籍金6000万ユーロ(約74億7000万円)でフランクフルトからマドリーに加入したヨビッチだが、ラ・リーガ17試合で2ゴールと結果を残せず。さらにピッチ外でも周囲を賑わせる行為もあり、中断期間中は国際問題にまで発展する可能性もあったほどだ。
その結果、わずか1年で放出候補に挙げられ、複数クラブからの関心が報じられており、その候補の1つとしてナポリが有力視されていた。
しかし、ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリク(26)に代わるストライカーの獲得に動いていたナポリは、複数クラブによる争奪戦の末、にクラブ史上最高額でリールからナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(21)の獲得に成功していた。
ヨビッチの獲得についてデ・ラウレンティス会長は、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』でコメント。代理人のファリ・ラマダニ氏と接触したことを明かしたものの、オシムヘンの獲得でヨビッチ獲得の可能性は無くなったと明かした。
「ラマダ二と会っていたからレアル・マドリーのルカ・ヨビッチ、ゼニトの(イラン代表FW)サルダール・アズムンの獲得に行くこともできた。だが、オシムヘンの話が具体化したから彼の獲得に向かった」
なお、ヨビッチには元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの去就が不透明となっているミランのほか、ニコ・コバチ監督が指揮官に就任したモナコが関心を示しているとみられている。