どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。 今回はドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーがパリ・サンジェルマン(PSG)…
どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。
今回はドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーがパリ・サンジェルマン(PSG)で決めた最初のゴールだ。
2011年にシャルケでプロデビューしたドラクスラーは、若くしてその才能を開花させ、ドイツ屈指のウィンガーとして欧州メガクラブたちの注目を集める存在となった。2015年夏のヴォルフスブルク加入を経て、2017年からはPSGへと活躍の場を移している。
前線に豊富なタレントが揃うPSGの中でも随所に存在感を示し、ここまで137試合20ゴールを決めているドラクスラーだが、記念すべきPSG初ゴールとなったのは、デビュー戦となった2017年1月7日のクープ・ドゥ・フランス1回戦、バスティア戦で決めたゴールだった。
この試合、58分からの途中出場で、PSGデビューを果たしたドラクスラー。6-0と大量リードを奪って迎えた、終了間際の89分に決定機を迎える。
MFハテム・ベン・アルファがセンターサークル付近から、裏へ走り出すドラクスラーへ絶妙のスルーパス。これで裏を取ったドラクスラーは、そのままドリブルでボックス内に侵入すると、GKとDFのプレッシャーを受けながらも、キックフェイントを複数回行い、揺さぶってから、完璧なループシュート。エレガントなプレーでデビューゴールを決めてみせた。
これで7-0としたPSGは記録的大勝で1回戦を突破している。