元マンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーは、『Sunday Times』のインタビューで2009年と2011年のチャンピオンズリーグ決勝FCバルセロナ戦でのサー・アレックス・ファーガソン(元監督)の戦術を「自殺行為」と語った。…
元マンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーは、『Sunday Times』のインタビューで2009年と2011年のチャンピオンズリーグ決勝FCバルセロナ戦でのサー・アレックス・ファーガソン(元監督)の戦術を「自殺行為」と語った。
「我々はグアルディオラが指揮するFCバルセロナを押し上げようとして、チャンピオンズリーグ決勝で2度も負けてしまったが、それは自殺行為だった」
ルーニーは当時の監督の言葉を回想し、「ファーガソンが“俺たちはマンチェスター・ユナイテッドだ、攻撃をするんだ、それがこのフットボールクラブの文化なんだ”と言っていたのを覚えている。正直“これはどうかな”と思ったよ」と本音を明かした。
さらにルーニーはチャンピオンズリーグを制した2008年の準決勝FCバルセロナ戦での戦い方を振り返りながら、優勝を逃したシーズンについて言及した。
「僕たちは成功の道を踏み外していた。2008年の準決勝で成功をもたらしてくれた道を放棄していたことを、選手たちはみんな心の底から気づいていたと思う」
ユナイテッドは欧州を制した2008年の準決勝でもバルサと対戦。
この時はポール・スコールズのゴール(合計スコア1-0)で決勝戦へ進み、ファイナルではチェルシーを破って優勝を果たしている。